特許
J-GLOBAL ID:200903002112514617

リニアアクチュエータの開度制限装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下坂 スミ子 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-131871
公開番号(公開出願番号):特開2001-141018
出願日: 2000年04月28日
公開日(公表日): 2001年05月25日
要約:
【要約】【課題】 全体に大きくなりすぎず取付が容易で確実に作動できると共に、開度の設定を変更できコストを低減することができるリニアアクチュエータの開度制限装置を提供することにある。【解決手段】 その開度両端に設けられたリミットスイッチと制御回路を保護チューブの一端に集中して設けている。アクチュエータにおいて、出力軸に接続されたナットと保護チューブにより、保護チューブの一端に設けられたリミットスイッチを接触作動する。保護チューブとリミットスイッチとを接触または分離するために圧縮ばねとC形止め環を設けることにより、保護チューブが開度極限に届く前、リミットスイッチとの接触を維持することができる。さらに出力軸にブッシュを、保護チューブにエンドカバーを、それぞれ設けることによって、リニア作動して伸長する極限に届く前、前記のブッシュおよびエンドカバーを介して保護チューブを連動して外方向へ移動させ、保護チューブの駆動とリミットスイッチを分離させる目的を実現できる。
請求項(抜粋):
開度制限機能を有するリニアアクチュエータにおいて、少なくとも、ケースと、前記ケースに固定され、それぞれ伸長または収縮の極限を感知する役割を有し、かつ収縮の極限を制限するリミットスイッチが伸びの極限を感知するリミットスイッチより高く設定される両リミットスイッチと、アクチュエータに動力を提供するモータと、前記モータの動力により連動して回転されるスクリューと、前記スクリューの回転運動をリニア運動に切換え、アクチュエータが開度の極限まで達したとき、収縮の極限を感知する役割を有するリミットスイッチに接触し、収縮の極限に達さないとき接触しないナットと、前記ナット上に締付け接続され、ナットに従ってリニア運動する出力軸と、前記出力軸の外側に設けられ、その外側にC止め環を設け、かつC止め環の一方に圧縮ばねを設けており、この圧縮ばねが、伸び極限まで達せない場合、C止め環にスラストを供することによって、伸び極限を感知する役割を有するリミットスイッチが接触状態になり、伸び極限に達したとき、前記のナットにより保護管を連動して外移させ、伸び極限を感知する役割を有するリミットスイッチが非接触状態になる保護管とを含むことを特徴とするリニアアクチュエータの開度制限装置。
IPC (2件):
F16H 25/20 ,  H02K 7/06
FI (2件):
F16H 25/20 H ,  H02K 7/06 A
Fターム (7件):
5H607AA12 ,  5H607BB01 ,  5H607CC03 ,  5H607CC07 ,  5H607EE52 ,  5H607HH01 ,  5H607HH06
引用特許:
審査官引用 (2件)

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