特許
J-GLOBAL ID:200903002150383127

消音化処理回路

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-160797
公開番号(公開出願番号):特開平9-320006
出願日: 1996年05月31日
公開日(公表日): 1997年12月12日
要約:
【要約】【課題】 ハウリングを起こすことなく良好に消音することと小型化を両立させることが困難であった。【解決手段】 記憶回路1は、ドラム5の回転による振動音N(0)を一周期以上記憶しておく回路である。適応型フィルタ2は、供給されるエラー信号e(n)が0となるようにフィルタ特性を変えて、記憶回路1から供給される参照信号N(0)のフィルタリングを行い制御信号r(n)を出力する回路である。マイク3は、外音S(n)を収音するためのものであるが、実際にはドラム5の回転による振動音N(n)も同時に収音している。そして、加算器4に、マイク3からの音響信号[S(n)+N(n)]の加算入力と適応型フィルタ2からの制御信号r(n)の減算入力とが供給されて、外音S(n)とエラー信号e(n)の合成信号[S(n)+e(n)]が適応型フィルタ2に供給される。
請求項(抜粋):
周期性のある音響信号のエネルギー量の大きい部分の所定周波数と同じ周波数を有する定常波の合成波信号を生成する合成波生成手段と、前記合成波生成手段から供給される前記合成波信号を、前記音響信号に近付けるように制御して出力する適応型フィルタ手段と、前記適応型フィルタ手段から出力される信号と前記音響信号とが逆位相となるように混合して消音化すると共に、エラー信号を前記適応型フィルタ手段に出力する混合手段とよりなることを特徴とする消音化処理回路。
IPC (5件):
G11B 5/027 ,  G10K 11/178 ,  G11B 20/24 ,  G11B 33/08 ,  H03H 21/00
FI (5件):
G11B 5/027 J ,  G11B 20/24 ,  G11B 33/08 E ,  H03H 21/00 ,  G10K 11/16 H
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 雑音抑圧装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-137036   出願人:松下電器産業株式会社
  • 適応型雑音低減システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-082667   出願人:ソニー株式会社

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