特許
J-GLOBAL ID:200903002178532020

樹脂製部材の締結構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-024351
公開番号(公開出願番号):特開平11-223164
出願日: 1998年02月05日
公開日(公表日): 1999年08月17日
要約:
【要約】【課題】 樹脂製部材を損傷させることなく被締結部材に正確に結合するとともに、樹脂製部材のリサイクル性を確保する。【解決手段】 樹脂製部材21の取付フランジ22を被締結部材2に結合するボルト28は、頭部30と、樹脂製部材21のテーパー孔27に嵌合するテーパー部31と、被締結部材2のネジ孔21 に螺合するネジ部32とを備える。テーパー部31の軸方向寸法Lを適切に設定することにより、樹脂製の取付フランジ22に作用する締結力を抑制して損傷を防止することができ、しかも従来の金属カラーを取付フランジ22に埋設する必要がないので樹脂製部材21のリサイクルが容易になる。取付フランジ22の変形によりテーパー孔27の位置がずれていても、そのテーパー孔27はテーパー部31との当接により位置修正されるため、取付フランジ22の変形を矯正して樹脂製部材21を被締結部材2に正しく結合することができる。
請求項(抜粋):
樹脂製部材(21)の取付フランジ(22)を貫通するボルト(28)を被締結部材(2)に形成したネジ孔(21 )に螺合することにより、前記ボルト(28)の頭部(30)で取付フランジ(22)の押圧面(29)を押圧して該取付フランジ(22)の結合面(23)を被締結部材(2)の結合面(20)に締結する樹脂製部材の締結構造において、前記取付フランジ(22)は押圧面(29)側から結合面(23)側に向けて縮径するテーパー孔(27)を備えるとともに、前記ボルト(28)は取付フランジ(22)の厚さに応じた軸方向寸法(L)を有して前記テーパー孔(27)に嵌合するテーパー部(31)と、このテーパー部(31)に連なるように設けられて前記ネジ孔(21 )に螺合するネジ部(32)とを備えたことを特徴とする樹脂製部材の締結構造。
IPC (3件):
F02M 35/104 ,  B29C 65/56 ,  F16B 5/02
FI (4件):
F02M 35/10 102 B ,  B29C 65/56 ,  F16B 5/02 A ,  F02M 35/10 102 N
引用特許:
審査官引用 (2件)

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