特許
J-GLOBAL ID:200903002187949090

大径スリップ・リング用の流体付与容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 浅村 皓 ,  浅村 肇 ,  森 徹 ,  吉田 裕
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-202421
公開番号(公開出願番号):特開2008-043194
出願日: 2007年08月03日
公開日(公表日): 2008年02月21日
要約:
【課題】ローターとステーターとの間に電気接点を形成して両者間で電力や信号を伝達できるようにするスリップ・リングにおいて、高い電流密度、長寿命および高いローター表面速度を実現するために、ブラシ、特に先端接触式ブラシを改良することである。【解決手段】ステーター(21)側のブラシ・チューブ(24)内に、多数の繊維(26)で構成された繊維束が取付けられる。ブラシ・チューブの一部分がクリンプ(捲縮)またはスエージ加工されて繊維束を保持する。繊維束はブラシ・チューブから下方へ延在し、ローター(22)と係合される。ブラシ・チューブの一部分を取囲み、下方へ延在するコリメーター・チューブ(25)に流体容器(28)が取付けられ、容器内の潤滑剤等が繊維束に徐々に付与される。流体容器は多孔質材料の部材とされ得る。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ステーターとローターとの間に電気接点を形成するようになされたスリップ・リングにおいて、 前記ステーターに取付けられた電流伝達導体と、 前記導体に取付けられたブラシ・チューブと、 多数の個々のファイバーで構成された繊維束であって、前記繊維の上端部分は前記ブラシ・チューブ内に受止められ、前記ブラシ・チューブの一部分はその内側の前記繊維の上端部分を保持するためにクリンプ(捲縮)またはスエージ加工され、前記繊維束の繊維の下端は前記ブラシ・チューブを超えて延在して前記ローターと係合するようになされる繊維束と、 前記ブラシ・チューブの一部分を取巻き、それを越えて延在するコリメーター・チューブであって、前記コリメーター・チューブの下端は、前記ステーターに対して前記ローターが回転するときに前記束の前記繊維の下端部分の横方向の動きを制限するようになされるコリメーター・チューブと、 前記コリメーター・チューブに取付けられた流体容器とを含むスリップ・リング。
IPC (1件):
H02K 13/00
FI (1件):
H02K13/00 K
Fターム (8件):
5H613AA02 ,  5H613AA03 ,  5H613BB03 ,  5H613BB05 ,  5H613BB09 ,  5H613GA01 ,  5H613GA04 ,  5H613GA06
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 画像形成装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-234493   出願人:株式会社リコー
  • コミュテータを備えた電気機械
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平11-553509   出願人:ローベルトボツシユゲゼルシヤフトミツトベシユレンクテルハフツング
  • 特開昭56-071283

前のページに戻る