特許
J-GLOBAL ID:200903002202118931

内燃機関の排気熱回収装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 江上 達夫 ,  山本 晃司 ,  中村 聡延
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-009033
公開番号(公開出願番号):特開2008-175125
出願日: 2007年01月18日
公開日(公表日): 2008年07月31日
要約:
【課題】触媒の暖機と排気熱の回収とを両立させる。【解決手段】排気熱回収装置300は、排気管221と連通する内筒部310と、内筒部310を覆う外筒部320とを有する。内筒部310におけるS/C触媒223下流の分岐位置からは還流管330が分岐しており、外筒部320におけるS/C触媒223上流の合流位置で外筒部320に連通している。このため、内筒部310を流れる排気の一部は、還流管330を介して内筒部310と外筒部320との間の還流空間に導かれる。ここで、還流管330には排気熱を回収する排気熱回収器340が設置されており、冷却水に対し排気熱を付与することにより排気熱の回収が可能となっている。還流管330を流れる排気はこの排気熱の回収により冷却されるが、還流空間をU/F触媒225に向かう過程で内筒部外壁及びS/C触媒外壁との熱交換により昇温される。【選択図】図4
請求項(抜粋):
気筒の内部と連通する排気管、及び該排気管を介して導かれる排気を浄化することが可能な第1の触媒を備えた内燃機関において排気熱を回収する内燃機関の排気熱回収装置であって、 前記第1の触媒の上流側において前記排気管と連通し、前記排気を前記第1の触媒に導く筒状の内筒部と、 前記内筒部を空間が介在するように覆うと共に、上流側の端部が閉じられ、且つ下流側の端部において前記第1の触媒に連通してなる筒状の外筒部と、 所定の分岐位置において前記内筒部から分岐すると共に、前記分岐位置よりも上流側に位置する所定の合流位置において前記外筒部の内部に連通し、前記排気の少なくとも一部を前記空間へ還流させる還流管と、 前記還流管に設置され、前記還流する排気に係る前記排気熱の回収を行う排気熱回収手段と を具備することを特徴とする内燃機関の排気熱回収装置。
IPC (3件):
F01N 5/02 ,  F02G 5/04 ,  F02G 5/02
FI (4件):
F01N5/02 C ,  F02G5/04 Q ,  F02G5/02 Z ,  F01N5/02 G
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • スターリングエンジン
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-159925   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 特開平2-104952号公報

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