特許
J-GLOBAL ID:200903002213230547

高気密性建物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 覚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-058381
公開番号(公開出願番号):特開平10-237970
出願日: 1997年02月25日
公開日(公表日): 1998年09月08日
要約:
【要約】【課題】 二重壁構造の高気密性建物において、各室内に外部からのフレッシュエアが常時導入されるようにする。【解決手段】 四方に設けられた外壁1、床2、屋根3の、それぞれの内面側に、発泡ウレタン樹脂材の吹付けによって形成される断熱材4を設ける。これによって気密性の高い3次元空間を形成し、この中に、所定の隙間7、7’及び空間35等を有した状態で各部屋(室)5を設ける。隙間7、7’等をもって、本建物におけるベンチレーション用ダクトとする。各室5の一部に外気導入用の吸気口6を設けるとともに、使用済み空気を上記ベンチレーション用ダクト7に排出させる排気口65を設ける。各ベンチレーション用ダクト7等からの空気を集める集合空間を屋根裏35に設けるとともに、ここに集められた使用済み空気を外部に排出させる排出装置8を設ける。
請求項(抜粋):
断熱性能を高めるようにした高気密性建物において、屋根、床、及び外壁の内側に発泡プラスチック材からなる断熱材を万遍なく吹き付けることによって高気密性3次元空間を形成し、このように形成された高気密性3次元空間内であって、上記屋根、床、及び外壁のそれぞれに対して所定の隙間あるいは空間を有した状態で内壁を設けるとともに、これによって個別の各部屋(室)を形成させ、更に、このようにして形成された上記外壁と各部屋(室)の内壁との間に形成される隙間あるいは空間をもって空気の流通路(ベンチレーション用ダクト)を形成させ、一方、上記各部屋(室)の一部には外気導入用の吸気口を設けるとともに、他のところには当該部屋(室)内の空気を上記流通路(ベンチレーション用ダクト)へ排出させるための排気口を設け、更に、上記屋根と内壁との間に形成される空間(屋根裏)のところには本建物内の空気を外部へ排出させる排出装置を設け、これによって、各部屋(室)からの空気を上記流通路を介して上記屋根裏に集めるとともに、当該屋根裏に集められた空気を上記排出装置を介して外部へ排出させるようにした構成からなることを特徴とする高気密性建物。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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