特許
J-GLOBAL ID:200903002235544618

脂肪族ポリエステルまたは組成物の洗浄処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢口 平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-117177
公開番号(公開出願番号):特開平7-316276
出願日: 1994年05月30日
公開日(公表日): 1995年12月05日
要約:
【要約】【目的】 高分子量脂肪族ポリエステルの表面光沢性とメルトフローレートを維持するための溶剤洗浄方法を提供する。【構成】 グリコールと脂肪族ジカルボン酸などから重縮合反応法で合成される高分子量脂肪族ポリエステル(I)または多価イソシアナートとの反応で得られるウレタン結合を含む高分子量脂肪族ポリエステル(II)と、(1)純水、または(2)純水およびアルコール、または(3)純アルコールとを、樹脂の融点より10〜60°C以下の温度にて接触させることによる洗浄処理方法。【効果】 高分子量脂肪族ポリエステルの成形品に低分子量物の滲み出しによる曇り(ブリード)が発生せず、メルトフローレートも経日変化が少なく安定に維持されることが可能となった。
請求項(抜粋):
(1)脂肪族(環状脂肪族を含む)グリコールと(2)脂肪族(環状脂肪族を含む)ジカルボン酸(またはその酸無水物)とを主成分とし、少量の(3)3価以上の多価アルコール、多価オキシカルボン酸(またはその酸無水物)、または3価以上の多価カルボン酸(またはその酸無水物)の存在下または非存在下にエステル化反応を行い、生成したポリエステルポリオール(A)を触媒の存在下180〜280°Cの温度および0.005〜1mmHgの高真空化で脱グリコール反応させて得られる数平均分子量が10,000以上の脂肪族ポリエステルポリオール(I)またはそれを主成分とする組成物について、粉末、ペレットまたは成形品の状態にて(i)純水、または(ii)純水およびアルコール、または(iii)純アルコール類とを脂肪族ポリエステルポリオールの融点より10〜60°C以下の温度にて接触させることによる、脂肪族ポリエステルポリオールまたは組成物の洗浄処理方法。
IPC (5件):
C08G 63/88 NLT ,  B01D 11/02 ,  C08J 3/00 CFD ,  C08J 7/02 CFD ,  C08L 67:00
引用特許:
出願人引用 (3件)

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