特許
J-GLOBAL ID:200903002270091693

植込型除細動器に適用可能な不整脈を識別する方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-133903
公開番号(公開出願番号):特開平8-322952
出願日: 1995年05月31日
公開日(公表日): 1996年12月10日
要約:
【要約】【目的】 不整脈の認識にニューラル回路網を使用した植込型除細動器において、システム構成、特にニューラル回路網の構成を簡素化し、併せてシステムの低廉化且つ省電力化を実現する。【構成】 ECG信号がA/D変換器(3)でディジタル値に変換される。ディジタル化されたECG信号からQRS波形がQRS波検出器(4)で検出される。検出されたQRS波形は、FFT(高速フーリエ変換)(5)に与えられる。FFTは、検出されたディジタルQRS波形を周波数パワー・スペクトルに変換し、特定の周波数領域で複数の成分に分割されたパワー・スペクトル値を出力する。これらのパワー・スペクトル値は、ニューラル回路網(6)に与えられる。ニューラル回路網は、検出されたQRS波形のパターンを認識し、正常な洞結節リズムと不整脈を識別する。
請求項(抜粋):
心電信号をサンプリングしてディジタル化するA/D変換ステップと、ディジタル化された心電信号からQRS波形を検出するステップと、検出されたQRS波形を周波数パワー・スペクトルに変換し、予め定めた周波数領域で複数の成分に分割されたパワー・スペクトル値を与えるステップと、前記複数の成分に分割されたパワー・スペクトル値から、前記検出されたQRS波形のパターンを認識して、正常な洞結節リズムと不整脈とを弁別するステップと、からなることを特徴とする植込型除細動器に適用可能な不整脈を識別する方法。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-279175
  • 特開昭63-270026
  • 表面ECG周波数分析および方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-171817   出願人:デル・マール・アビオニクス

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