特許
J-GLOBAL ID:200903002326372682

光ディスク装置の光学系

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 金井 英幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-117213
公開番号(公開出願番号):特開2000-311374
出願日: 1999年04月23日
公開日(公表日): 2000年11月07日
要約:
【要約】【課題】 対物レンズを移動させることなく保護層の厚さが異なる複数種類の光ディスクに対応可能な光ディスク装置の光学系を提供すること。【解決手段】 光学系は、光源部10、コリメートレンズ20、対物レンズ30、そして信号検出系40から構成される。第1の半導体レーザー11から発した第1のレーザー光(波長λ1)は、平行光として対物レンズに入射して高記録密度ディスクD1の記録面上に集光する。第2の半導体レーザー12から発した第2のレーザー光(波長λ21)は、発散光として対物レンズに入射して低記録密度ディスクD2の記録面上に集光する。対物レンズ30の第1面30aには、中央部に微細な輪帯状の段差を有する回折レンズ構造が形成されている。回折レンズ構造は、入射光の波長が長波長側に変化するにしたがって球面収差がオーバーとなる方向に変化するような球面収差特性を有している。
請求項(抜粋):
波長の比較的短い第1のレーザー光と波長の比較的長い第2のレーザー光とを選択的に発する光源部と、正のパワーを有する屈折レンズの少なくとも一方のレンズ面に微細な輪帯状の段差を有する回折レンズ構造を形成して構成され、前記光源部からのレーザー光を光ディスクの保護層を介して記録面上に集光させる対物レンズとを備え、前記保護層の厚さが比較的薄い第1の光ディスクと前記保護層の厚さが比較的厚い第2の光ディスクとに対して記録あるいは再生が可能な光ディスク装置の光学系において、前記光源部は、前記第1のレーザー光を前記第2のレーザー光より強い発散度合いで前記対物レンズに対して入射させ、前記回折レンズ構造は、入射光の波長が長波長側に変化するにしたがって球面収差がオーバーとなる方向に変化するような球面収差特性を有し、前記対物レンズは、前記保護層との間隔を一定に保ちつつ、前記第1のレーザー光による所定の次数の回折光を前記第1の光ディスクの記録面位置に集光させ、前記第2のレーザー光による前記と同一次数の回折光を前記第2の光ディスクの記録面位置に集光させることを特徴とする光ディスク装置の光学系。
IPC (3件):
G11B 7/135 ,  G02B 13/00 ,  G11B 7/12
FI (3件):
G11B 7/135 A ,  G02B 13/00 ,  G11B 7/12
Fターム (24件):
2H087KA13 ,  2H087PA01 ,  2H087PA17 ,  2H087PB01 ,  2H087QA02 ,  2H087QA07 ,  2H087QA14 ,  2H087QA34 ,  2H087RA05 ,  2H087RA12 ,  2H087RA13 ,  5D119AA41 ,  5D119AA43 ,  5D119BA01 ,  5D119DA01 ,  5D119DA05 ,  5D119EC01 ,  5D119EC45 ,  5D119EC47 ,  5D119FA05 ,  5D119JA02 ,  5D119JA11 ,  5D119JA44 ,  5D119JA47
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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