特許
J-GLOBAL ID:200903002346429460

分離方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 増田 達哉 ,  朝比 一夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-194974
公開番号(公開出願番号):特開2009-029918
出願日: 2007年07月26日
公開日(公表日): 2009年02月12日
要約:
【課題】簡便な操作で、特定のフィコビリン系色素を高純度で分離し得る分離方法を提供すること。【解決手段】本発明の分離方法は、複数種のフィコビリン系色素を含有する試料中から、少なくとも1種のフィコビリン系色素を分離する方法であり、前記試料とリン酸系緩衝液とを混合して試料液を調製する調製工程と、少なくとも表面がリン酸カルシウム系化合物で構成された充填剤を、充填空間の少なくとも一部に充填してなる装置内に試料液を供給する供給工程と、装置内にフィコビリン系色素を溶出させるための溶出用リン酸系緩衝液を供給し、装置内から流出する流出液を所定量ずつ分画することにより、この分画された各画分の流出液中に、フィコビリン系色素を分離する分画工程と、流出液に結晶化剤を添加してフィコビリン系色素を結晶化させる結晶化工程とを有し、分画工程において前記溶出用リン酸系緩衝液の塩濃度を連続的または段階的に変化させる。【選択図】なし
請求項(抜粋):
複数種のフィコビリン系色素を含有する試料中から、少なくとも1種のフィコビリン系色素を分離する分離方法であって、 前記複数種のフィコビリン系色素を含有する試料と、リン酸系緩衝液とを混合して試料液を調製する調製工程と、 少なくとも表面がリン酸カルシウム系化合物で構成された充填剤を、充填空間の少なくとも一部に充填してなる装置内に、前記試料液を供給する供給工程と、 前記装置内に、前記フィコビリン系色素を溶出させるための溶出用リン酸系緩衝液を供給して、前記装置内から流出する流出液を、所定量ずつ分画することにより、この分画された各画分の流出液中に、前記フィコビリン系色素を分離する分画工程と、 前記流出液に結晶化剤を添加して、前記フィコビリン系色素を結晶化させる結晶化工程とを有し、 前記分画工程において、前記溶出用リン酸系緩衝液の塩濃度を連続的または段階的に変化させることを特徴とする分離方法。
IPC (2件):
C09B 67/54 ,  C09B 61/00
FI (2件):
C09B67/54 Z ,  C09B61/00 Z
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 赤色色素の製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-033832   出願人:財団法人佐賀県地域産業支援センター, 佐賀県

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