特許
J-GLOBAL ID:200903002354500815

コイルの巻線方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 政喜 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-119226
公開番号(公開出願番号):特開平9-306773
出願日: 1996年05月14日
公開日(公表日): 1997年11月28日
要約:
【要約】【課題】 層間短絡を有効に防止しつつ、巻崩れが起こることのないコイルの巻線方法を提供する。【解決手段】 ボビン1に線材5を複数層にわたって基端側から終端側へと巻回するコイル9の巻線方法において、まず基端側に、巻線の進行方向に段部11を備えたブロックaを形成し、続いてこの段部11上面に巻線され、段部12を備えるブロックbを形成した後、巻き上げのブロックc、c1、...、cαと巻下ろしのブロックd、d1、...、dαを交互に段部13、14において重なり合うように形成し、コイル9の終端側では、ブロックdαの段部14と自身の下層を総て覆う終端側のブロックを形成するようにした。また、巻線は上層の線材5が下層の線材5の間の溝部10に沿ってなされるようにした。
請求項(抜粋):
ボビンに線材を複数層にわたって基端側から終端側へと巻回するコイルの巻線方法において、下層から上層にコイルを巻き上げ、一層おきに少ないターン数の層を形成して、この少ないターン数の層のすぐ下層に、この少ないターン数の層の巻線の進行側となるように、上面にコイルが巻回されていない段部を形成する基端側のブロックを形成し、直前のブロックの段部の上部に線材を上層から下層へと巻下ろして行く巻下ろしのブロックと、直前のブロックの段部に線材を下層から上層へと巻き上げて行くとともに巻線の進行側に新たな段部を形成する巻き上げのブロックとを交互に形成し、線材の巻き終わりにおいては下層の線材の上部を覆い段部を形成することはない終端側のブロックを形成することを特徴とするコイルの巻線方法。
IPC (2件):
H01F 41/06 ,  H01F 27/28
FI (2件):
H01F 41/06 Z ,  H01F 27/28 K
引用特許:
審査官引用 (3件)

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