特許
J-GLOBAL ID:200903002364325051

スライド体のイジェクト機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-039530
公開番号(公開出願番号):特開2000-243013
出願日: 1999年02月18日
公開日(公表日): 2000年09月08日
要約:
【要約】【課題】 マガジンのイジェクト時の衝撃を簡易な構成により抑える。【解決手段】 装置本体にスライド可能に配置させるロックピン66はマガジン54裏面に形成される溝状の係合手段12に係合する。係合手段はロック部14と通路部16を備える。ロックピンがロック部から離脱すると直ちにロック部に連続する後斜め右側へ向かう斜状の緩衝部18に当接する。マガジンを付勢するスプリングの付勢力が最も大きい初期状態の段階でロックピンをフリーにさせることなく緩衝部で緩衝させるので、スプリングの付勢力による衝撃がより効果的に抑えられる。即ち、従来の場合に比べロックピンのフリーとなる距離L1が短くなるので、その分スプリングの付勢力による衝撃が少なくなる。従って、係合手段の溝形状を変更するのみでイジェクト時の衝撃をより効果的に緩衝できるので、マガジンのイジェクト時の衝撃を簡易な構成により抑えられる。
請求項(抜粋):
スライド体を装置本体に対しスライドさせて着脱するイジェクト機構であって、前記スライド体を常に押し出し方向へ付勢する付勢手段と、前記スライド体に配置され、前記スライド体の押し出し方向と直交する方向に沿うロック部およびこのロック部に連続しかつ前記スライド体の押し出し方向に対し前記ロック部の端部側へ向くような斜状の通路部を備える係合手段と、前記装置本体に配置され、前記スライド体の押し出し方向と直交する方向に沿ってスライドすることにより前記ロック部に係合して前記スライド体を前記装置本体内に係止させる係止手段と、前記係止手段を常に前記ロック部の端部側へ付勢する前記付勢手段よりも付勢力が弱い付勢部材とを有し、前記係止手段が前記ロック部から解除され前記付勢手段により前記スライド体が押し出される際に、前記係止手段が前記ロック部から離脱すると直ちに前記通路部に当接することを特徴とするスライド体のイジェクト機構。
Fターム (6件):
5D072AB22 ,  5D072BA01 ,  5D072BH15 ,  5D072EB04 ,  5D072EB15 ,  5D072EB18
引用特許:
審査官引用 (3件)

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