特許
J-GLOBAL ID:200903002463541599

車両振動低減装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加古 宗男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-154340
公開番号(公開出願番号):特開平10-002238
出願日: 1996年06月14日
公開日(公表日): 1998年01月06日
要約:
【要約】【課題】 加減速時の車両振動のトリガーとなるディファレンシャルギアのバックラッシュによる振動を効果的に低減し、車両振動低減効果を向上させる。【解決手段】 吸気管圧力Pm を取り込み、機関回転数Neに応じて遅延時間Tdを設定し、その遅延時間Tdによって吸気管圧力Pm を遅延処理し、それをなまし処理して、内燃機関11の発生トルクτPmdlay を算出する(101〜103)。この後、ディファレンシャルギアのバックラッシュによるギア衝突エネルギδτを、内燃機関11の発生トルクτPmdlay の変化量から算出し、このギア衝突エネルギδτを抑制するために必要な抑制トルクτpresをギア衝突エネルギδτの履歴とトランスミッションのギア位置に基づいて演算する(104,105)。この抑制トルクτpresに応じて点火時期補正量Sopenを演算し(106)、ディファレンシャルギアのバックラッシュによる振動を抑制する。
請求項(抜粋):
内燃機関の回転数(以下「機関回転数」という)を検出する回転数検出手段と、内燃機関の負荷(以下「機関負荷」という)を検出する負荷検出手段と、前記回転数検出手段及び前記負荷検出手段により検出した機関回転数と機関負荷とに基づいて内燃機関の発生トルクを演算する発生トルク演算手段と、前記発生トルク演算手段により演算した発生トルクの変化量に基づいて車両駆動系のディファレンシャルギアのバックラッシュによるギア衝突エネルギを演算するギア衝突エネルギ演算手段と、前記ディファレンシャルギアのバックラッシュによるギア衝突エネルギを抑制するために必要なトルク(以下「抑制トルク」という)を前記ギア衝突エネルギ演算手段により演算したギア衝突エネルギに基づいて演算する抑制トルク演算手段と、前記抑制トルク演算手段により演算した抑制トルクに応じて内燃機関の制御量を補正する補正手段とを備えていることを特徴とする車両振動低減装置。
IPC (5件):
F02D 29/00 ,  F02B 29/02 ,  F02D 41/04 330 ,  F02D 45/00 364 ,  F02P 5/15
FI (6件):
F02D 29/00 C ,  F02B 29/02 Z ,  F02D 41/04 330 G ,  F02D 45/00 364 A ,  F02P 5/15 F ,  F02P 5/15 K
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • エンジン制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-076856   出願人:日産自動車株式会社

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