特許
J-GLOBAL ID:200903002490999734

排ガス濃縮装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 澤野 勝文 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-083565
公開番号(公開出願番号):特開平11-276843
出願日: 1998年03月30日
公開日(公表日): 1999年10月12日
要約:
【要約】【課題】 吸着剤に吸着された有害成分を加熱空気によらず、室温の空気で脱着させ、濃縮排ガスを連続的に得ることができるようにしてランニングコストを低減する。【解決手段】 排ガス発生源(4) から排ガス流路(5) を介して送給された排ガスに含まれる有害成分を、吸着領域(6) でロータ(3) に吸着させ、脱着領域(8) に送給される脱着用エアで脱着させる際に、脱着用エア流路(7) の上流に配設された放電装置(11)で放電を起こし、その放電により脱着用エアに含まれる酸素を高エネルギー状態に励起させて活性する。この活性酸素が、吸着剤(2) に吸着するときに、吸着剤(2) に吸着されていた有害成分を脱着し、吸着剤(2) を再生する。このように、脱着用エアとして加熱空気を用いることなく、室温の空気を活性化することにより吸着剤(2) を再生することができるので、バーナなどで加熱する場合に比してランニングコストや、ダクトなどの保温工事に要する設備費が低減される。
請求項(抜粋):
排ガス中に含まれる有害成分を吸着する吸着剤(2)で成るロータ(3,15)が、排ガス発生源(4)から排ガスを外部に排出する排ガス流路(5)に介装される吸着領域(6)と、脱着用エア流路(7)に介装される脱着領域(8)に跨がって配設され、当該ロータ(3,15)を回転駆動することにより、前記吸着領域(6)で排ガスに含まれる有害成分を前記吸着剤(2)に吸着させてその浄化ガスを排出させると共に、前記脱着領域(8)に脱着用エアを流通させて前記吸着剤(2)に吸着されている有害成分を脱着させてその濃縮排ガスを得る排ガス濃縮装置において、脱着用エア流路(7)には、前記ロータ(3,15)の脱着領域(8)の上流側に、当該流路(7)内で放電を起こさせて脱着用エアを活性化させる放電装置(11, 18)が設けられていることを特徴とする排ガス濃縮装置。
IPC (3件):
B01D 53/34 ZAB ,  B01D 53/81 ZAB ,  B01D 53/06
FI (2件):
B01D 53/34 ZAB A ,  B01D 53/06 A
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平2-107330
  • 脱臭装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-309323   出願人:ダイキン工業株式会社
  • 特開昭55-041846
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