特許
J-GLOBAL ID:200903002525311196

セルロースアシレートフィルムの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 小林 和憲 ,  飯嶋 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-056147
公開番号(公開出願番号):特開2008-254429
出願日: 2008年03月06日
公開日(公表日): 2008年10月23日
要約:
【課題】斜めムラの発生を抑制しながら、生産速度を向上させてフィルムを製造する。【解決手段】表面を冷却させた流延ドラム34の上に、ポリマーを含む固形分と溶剤とからなる2種類以上のドープを共流延してゲル状の流延膜44を形成する。流延膜44は、流延ドラム34上で空気に面する表層44aと表層44a及び流延ドラム34に接した内層44dとを有し、この内層44dは基層44bと支持体層44cとからなる。表層ドープ70aの固形分濃度C1を18重量%以上20重量%以下の範囲とし、基層ドープ70bの固形分濃度C2よりも2重量以上5重量%以下で低くする。また、表層44aの厚みが流延膜44の総厚みの2%以上10%以下とする。これにより、表層44aでの有効なレベリング効果が得られ斜めムラの発生が抑制される。この流延膜44を流延ドラム34から剥ぎ取り乾燥して得られるフィルムは優れた光学特性を示す。【選択図】図3
請求項(抜粋):
表面が冷却されたエンドレス走行の支持体の上に、前記支持体の上に設置した流延ダイよりポリマー及び添加剤からなる固形分と溶媒とからなるドープを流延してゲル状の流延膜を形成した後、この流延膜を前記支持体から剥がして乾燥しフィルムとするセルロースアシレートフィルムの製造方法において、 前記流延膜となったときに前記支持体上で空気に面する表層を形成するための第1ドープの前記固形分濃度を、18重量%以上20重量%以下の範囲として、前記支持体に接する内層を形成するための第2ドープの前記固形分濃度よりも2重量%以上5重量%以下だけ低くし、 前記第1ドープ及び前記第2ドープを前記流延ダイに送り共流延又は逐次流延し、 前記表層の厚みが前記流延膜の総厚みの2%以上10%以下であることを特徴とするセルロースアシレートフィルムの製造方法。
IPC (3件):
B29C 41/32 ,  B29C 41/26 ,  C08J 5/18
FI (3件):
B29C41/32 ,  B29C41/26 ,  C08J5/18
Fターム (32件):
4F071AA09 ,  4F071AA78 ,  4F071AB26 ,  4F071AC03 ,  4F071AC05 ,  4F071AC12 ,  4F071AD02 ,  4F071AE19 ,  4F071AE22 ,  4F071BA02 ,  4F071BB02 ,  4F071BC01 ,  4F071BC12 ,  4F205AA01 ,  4F205AB11 ,  4F205AC05 ,  4F205AG01 ,  4F205AG03 ,  4F205AH73 ,  4F205AR06 ,  4F205AR08 ,  4F205AR12 ,  4F205AR15 ,  4F205GA07 ,  4F205GB02 ,  4F205GB26 ,  4F205GC02 ,  4F205GF24 ,  4F205GN13 ,  4F205GN22 ,  4F205GN24 ,  4F205GN29
引用特許:
出願人引用 (3件)

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