特許
J-GLOBAL ID:200903002597530550
ボールねじナットおよびその製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
越川 隆夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-197662
公開番号(公開出願番号):特開2007-016848
出願日: 2005年07月06日
公開日(公表日): 2007年01月25日
要約:
【課題】 熱処理時に発生する粒界酸化層を抑制し、耐久性に優れたボールねじナットおよびその製造方法を提供する。【解決手段】 ボールが転動するボール転走溝が内周面に螺旋状に形成されたボールねじナットの製造方法において、ボールねじナットが炭素0.30〜0.35重量%を含む中炭素浸炭鋼で形成されると共に、素材の中心に所定の内径面をドリル加工で開ける工程(P1)と、素材の外周面および内周面をバイトで仕上げ加工する工程(P2)と、内周面にタッピング工具を挿入し、ボール転走溝を切削加工する工程(P3)と、ボール転走溝に浸炭焼入れする熱処理工程(P4)とを備えている。これにより、浸炭焼入れの熱処理時間が短縮され、表面に発生する粒界酸化層を抑制することができ、摩耗や剥離を抑えて耐久性に優れたボールねじナットを提供することができる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
多数のボールが転動するボール転走溝が内周面に螺旋状に形成されたボールねじナットにおいて、
前記ボールねじナットが炭素0.30〜0.35重量%を含む中炭素浸炭鋼で形成されると共に、前記ボール転走溝が切削面で形成され、表面に浸炭焼入れによって所定の硬化層が形成されていることを特徴とするボールねじナット。
IPC (2件):
FI (3件):
F16H25/24 B
, F16H25/22 C
, F16H25/22 M
Fターム (8件):
3J062AA07
, 3J062AB22
, 3J062AC07
, 3J062BA07
, 3J062CD07
, 3J062CD27
, 3J062CD47
, 3J062CD54
引用特許:
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