特許

J-GLOBAL ID：200903002600193110

硬質積層皮膜被覆工具

発明者： 櫻井 正俊
出願人/特許権者： オーエスジー株式会社
代理人 (1件)： 池田 治幸 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-022997
公開番号（公開出願番号）：特開平11-216601
出願日： 1998年02月04日
公開日（公表日）： 1999年08月10日
要約：

【要約】【課題】 耐磨耗性を損なうことなく靱性を向上させ、且つ耐熱性が維持された硬質積層皮膜被覆工具を提供する。【解決手段】 基体12の表面に、平均層厚が0.01〜0.50μm の (Al<SB>X </SB>Ti<SB>1-</SB><SB>x </SB>) (N<SB>y </SB>C<SB>1-y </SB>) (但し、0.05≦x≦0.50、0.50≦y≦1.00) の組成で示される内側層14と、平均層厚が0.01〜0.50μm の (Al<SB>Z </SB>Ti<SB>1-Z </SB>)(N<SB>t </SB>C<SB>1-t </SB>)( 但し、0.50<z≦0.80、0.50≦t≦1.00) の組成で示される外側層16とを交互に繰り返し積層して硬質積層皮膜18を設けるとともに、その硬質積層皮膜18全体の組成が化学量論的にアルミニウムリッチなるものとし、且つ全体の平均膜厚D<SB>1 </SB>を0.50〜10.0μm とした。

請求項（抜粋）：

平均層厚が0.01〜0.50μm の (Al<SB>X </SB>Ti<SB>1-x </SB>) (N<SB>y </SB>C<SB>1-y </SB>)( 但し、0.05≦x≦0.50、0.50≦y≦1.00) の組成で示される第1皮膜層と、平均層厚が0.01〜0.50μm の (Al<SB>Z </SB>Ti<SB>1-Z </SB>)(N<SB>t </SB>C<SB>1-t </SB>) ( 但し、0.50<z≦0.80、0.50≦t≦1.00) の組成で示される第2皮膜層とが、基体の表面に交互に繰り返して積層された硬質積層皮膜被覆工具であって、積層皮膜全体の組成が化学量論的にアルミニウムリッチで且つ全体の平均膜厚が0.50〜10.0μm であることを特徴とする硬質積層皮膜被覆工具。

IPC (5件)：

B23B 27/14 ,  B23P 15/28 ,  C22C 29/16 ,  C23C 14/06 ,  C23C 16/34

FI (5件)：

B23B 27/14 A ,  B23P 15/28 A ,  C22C 29/16 ,  C23C 14/06 P ,  C23C 16/34

引用特許：

審査官引用 (1件)

• 超薄膜積層体
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-244178   出願人：住友電気工業株式会社