特許
J-GLOBAL ID:200903002608358020

自動二輪車用変速機のドッグクラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-110339
公開番号(公開出願番号):特開2003-301859
出願日: 2002年04月12日
公開日(公表日): 2003年10月24日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 剛性が高く、円滑に噛合う、駆動力の伝達方向が変わったときの応答性が高い自動二輪車用変速機のドッグクラッチを提供する。【解決手段】 第1の突部56は、係合凹部51の回転方向後側の動力伝達面53に対向する動力伝達面58が回転方向後側の端部に形成される。また、回転方向前側の端部に、回転方向前側へ向かうにしたがって係合凹部形成用歯車21から離間する傾斜面59が形成される。第2の突部57は、係合凹部51の回転方向前側の動力伝達面52に対向する動力伝達面61が回転方向前側の端部に形成される。また、回転方向後側の端部に、回転方向後側へ向かうにしたがって係合凹部形成用歯車21から離間する傾斜面62が形成される。係合凹部形成用歯車21のアーム部46aに、第1の突部56の傾斜面59と平行な傾斜面54と、第2の突部57の傾斜面62と平行な傾斜面55とを第1、第2の突部56,57と対応する部位に形成した。
請求項(抜粋):
同一軸線上に並ぶ二つの歯車のうち一方の歯車の軸端面に回転方向に間隔をおいて複数突設された係合突起と、他方の歯車に前記係合突起と対向するように形成された複数の係合凹部とを有し、これら両歯車の間隔を変えることにより接続状態と切断状態とが切換えられる自動二輪車用変速機のドッグクラッチにおいて、前記係合突起を、歯車の径方向の外側に位置する第1の突部と、径方向の内側に位置する第2の突部とによって構成し、これらの突部のうち一方の突部は、前記係合凹部の回転方向後側の動力伝達面に対向する動力伝達面が回転方向後側の端部に形成され、回転方向前側の端部に、前記回転方向後側の端部より係合凹部形成用歯車から離間する干渉回避部が形成され、他方の突部は、前記係合凹部の回転方向前側の動力伝達面に対向する動力伝達面が回転方向前側の端部に形成され、回転方向後側の端部に、前記回転方向前側の端部より係合凹部形成用歯車から離間する干渉回避部が形成され、前記係合凹部形成用歯車における係合凹部どうしの間で径方向に延びるアーム部に、前記第1の突部の干渉回避部と沿う凹部側干渉回避部と、前記第2の突部の干渉回避部に沿う凹部側干渉回避部とを第1、第2の突部と対応する部位に形成したことを特徴とする自動二輪車用変速機のドッグクラッチ。
IPC (2件):
F16D 11/00 ,  F16H 3/083
FI (2件):
F16D 11/00 A ,  F16H 3/083
Fターム (22件):
3J028EA07 ,  3J028EA22 ,  3J028EA28 ,  3J028EB07 ,  3J028EB35 ,  3J028EB62 ,  3J028EB67 ,  3J028FC32 ,  3J028FC42 ,  3J028FC63 ,  3J028GA10 ,  3J028HA23 ,  3J028HB16 ,  3J056AA03 ,  3J056AA62 ,  3J056BA01 ,  3J056BB15 ,  3J056BB26 ,  3J056BC01 ,  3J056CA02 ,  3J056DA02 ,  3J056GA13
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • ミッションギヤ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-222023   出願人:川崎重工業株式会社
  • 変速機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-250059   出願人:本田技研工業株式会社
  • 特公昭33-009553

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