特許
J-GLOBAL ID:200903002666064630
血管内皮増殖因子結合性アプタマー
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
谷川 英次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-078642
公開番号(公開出願番号):特開2008-237042
出願日: 2007年03月26日
公開日(公表日): 2008年10月09日
要約:
【課題】血管内皮増殖因子との結合能が高い新規なアプタマーを提供すること。【解決手段】アプタマーの創製方法におけるスクリーニング工程として、標的物質と非標的物質の両者を固定した担体を用いる公知の方法と、溶液中で結合させた標的物質とポリヌクレオチドとの複合体をゲル電気泳動により分離し、採取する、ゲルシフト法とを組み合わせた新規なアプタマー創製方法を駆使することにより、血管内皮増殖因子との結合能が高いアプタマーを得ることに成功し、その塩基配列を決定し、さらに、その欠失変異体を複数合成し、それらの血管内皮増殖因子との結合能を調べて、血管内皮増殖因子との相互作用部位を突き止めた。【選択図】図1
請求項(抜粋):
配列番号1に示される塩基配列の4nt〜38ntの領域を含む一本鎖ポリヌクレオチド又は該ポリヌクレオチドの二次構造に含まれる、4nt〜6ntと20nt〜18ntとの塩基対合により形成される第1のステム部と、7nt〜17ntにより形成される第1のループ部と、22nt〜24ntと38nt〜36ntとの塩基対合により形成される第2のステム部と、25nt〜26ntと35ntにより形成される第2のループ部と、27nt〜28ntと34nt〜33ntとの塩基対合により形成される第3のステム部と、29nt〜32ntにより形成される第3のループ部とを具備する二次構造と同じ形状及びサイズの二次構造(ただし、各ステム部を構成する塩基対の数は1個又は2個多くてもよく、第1のループ部を構成する塩基数は±2個の範囲でもよく、第2及び第3のループ部を構成する塩基数は1個又は2個多くてもよく、第1のステム部と第2のステム部の間の塩基数は1個又は2個多くてもよい)を形成する領域を含むその修飾体から成り、血管内皮増殖因子と結合するポリヌクレオチド。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (5件):
4B024AA11
, 4B024CA01
, 4B024CA11
, 4B024HA11
, 4B024HA20
引用特許:
出願人引用 (1件)
-
アプタマーの同定方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2005-200823
出願人:国立大学法人東京農工大学
審査官引用 (1件)
-
アプタマーの同定方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2005-200823
出願人:国立大学法人東京農工大学
引用文献:
出願人引用 (3件)
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日本化学会講演予稿集, 20070312, Vol.87th, No.2, p. 1273
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Biotechnol. Lett., 2006, Vol. 28, p. 1377-1381
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Proc. Natl. Acad. Sci. USA., 2005, Vol. 102, No. 52, p. 18902-18907
審査官引用 (8件)
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日本化学会講演予稿集, 20070312, Vol.87th, No.2, p. 1273
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日本化学会講演予稿集, 20070312, Vol.87th, No.2, p. 1273
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日本化学会講演予稿集, 20070312, Vol.87th, No.2, p. 1273
-
Exp. Biol. Med., 2006, Vol. 231, p. 204-214
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Proc. Natl. Acad. Sci. USA., 1998, Vol. 95, p. 14051-14056
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J. Virol., 2002, Vol. 76, No. 13, p. 6545-6557
-
Biotechnol. Lett., 2006, Vol. 28, p. 1377-1381
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Proc. Natl. Acad. Sci. USA., 2005, Vol. 102, No. 52, p. 18902-18907
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