特許
J-GLOBAL ID:200903002701816844

セルロースエステルフイルムおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳川 泰男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-274074
公開番号(公開出願番号):特開2004-002883
出願日: 2003年07月14日
公開日(公表日): 2004年01月08日
要約:
【課題】 様々な種類の有機溶媒を用いて、セルローストリアセテートフイルムと同程度またはそれ以上の物性を有するセルロースエステルフイルムを製造する。【解決手段】 ソルベントキャスト法で製造されたセルロースエステルフイルムにおいて、セルロースエステルとして、セルロースの水酸基をアセチル基および炭素原子数が3以上のアシル基で置換して得られたセルロースの混合脂肪酸エステルを用い、セルロースの混合脂肪酸エステルにおけるアセチル基の置換度(DSace)と炭素原子数が3以上のアシル基の置換度(DSacy)とが、下記式(I)〜(III)を満足するようにして、可塑剤としてフタル酸エステル系可塑剤を用い、可塑剤の添加量をセルロースの混合脂肪酸エステルに対して0.1乃至40重量%の範囲に調節する。 (I) 0.3<DSacy≦0.8 (II) 2.6<DSace+DSacy≦3.0 (III) 5×DSace+3×DSacy≦13.3【選択図】 なし
請求項(抜粋):
ソルベントキャスト法で製造されたセルロースエステルフイルムであって、セルロースエステルが、セルロースの水酸基をアセチル基および炭素原子数が3以上のアシル基で置換して得られたセルロースの混合脂肪酸エステルであり、セルロースの混合脂肪酸エステルにおけるアセチル基の置換度(DSace)と炭素原子数が3以上のアシル基の置換度(DSacy)とが、下記式(I)〜(III)を満足し、可塑剤としてフタル酸エステル系可塑剤を含み、可塑剤の添加量がセルロースの混合脂肪酸エステルに対して0.1乃至40重量%の範囲であることを特徴とするセルロースエステルフイルム。 (I) 0.3<DSacy≦0.8 (II) 2.6<DSace+DSacy≦3.0 (III) 5×DSace+3×DSacy≦13.3
IPC (4件):
C08L1/14 ,  B29C41/24 ,  C08J5/18 ,  C08K5/12
FI (4件):
C08L1/14 ,  B29C41/24 ,  C08J5/18 ,  C08K5/12
Fターム (25件):
4F071AA09 ,  4F071AA81 ,  4F071AC06 ,  4F071AC07 ,  4F071AC10 ,  4F071AE04 ,  4F071AE19 ,  4F071BA02 ,  4F071BB02 ,  4F071BC01 ,  4F205AA01 ,  4F205AB07 ,  4F205AG01 ,  4F205AH42 ,  4F205AH73 ,  4F205GA07 ,  4F205GB02 ,  4F205GE02 ,  4F205GE21 ,  4F205GE24 ,  4F205GF02 ,  4J002AB021 ,  4J002EH146 ,  4J002EW046 ,  4J002FD026
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特公平5-17844号公報
  • 特表平6-501040号公報
審査官引用 (1件)

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