特許
J-GLOBAL ID:200903002753251411
流体識別機能を有する流量センサー
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山下 穣平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-178274
公開番号(公開出願番号):特開2001-004422
出願日: 1999年06月24日
公開日(公表日): 2001年01月12日
要約:
【要約】【課題】 被測定流体が測定対象のものであるか否かを識別することができ被測定流体の過度の温度上昇を防止できる流量センサーを提供する。【解決手段】 通電により発熱体112を加熱し、発熱体112から感温体104-1への熱伝達に対し被測定流体により熱的影響を与えて感温体104-1による感温を行い、感温体104-1の電気抵抗値に反映される感温結果をブリッジ回路104から得る。発熱体112への通電経路に接続され発熱体112の発熱を制御するトランジスター110は、ブリッジ回路104の出力に基づき感温体104-1の電気抵抗値が目標値と一致するように抵抗値変化することで発熱体112への通電を制御する。流量測定・流体識別手段112は、出力Pの増幅信号P’が所定範囲内の場合には被検知流体の流量出力Qを、また所定範囲外の場合には流量検知対象以外の流体であるとの識別出力Qを出力する。
請求項(抜粋):
発熱機能及び感温機能を有する流量検知部と、該流量検知部における発熱の影響を受けるように被検知流体の流通のための流体流通管路内に延出するように配置される流量検知用熱伝達部材とを備えており、前記流量検知部において発熱に基づき前記流量検知用熱伝達部材を介して前記被検知流体による吸熱の影響を受けた感温が実行され、該感温の結果に基づき前記流体流通管路内の被検知流体の流量の検知がなされる流量センサーであって、前記流量検知部は前記流体流通管路外にて前記流量検知用熱伝達部材の上に形成された薄膜発熱体と該薄膜発熱体の発熱の影響を受けるように配置された流量検知用薄膜感温体とを含んでおり、前記薄膜発熱体への通電経路に該薄膜発熱体の発熱を制御する発熱制御手段が接続されており、該発熱制御手段は前記感温の結果が目標と一致するように前記薄膜発熱体への通電を制御するものであり、前記発熱制御手段による通電制御状態が予め定められた所定範囲内の場合には該通電制御状態に基づき前記被検知流体の流量を測定するとともに前記通電制御状態が前記所定範囲外の場合には被検知流体が流量検知対象のもの以外の流体であると識別する流量測定・流体識別手段を有する、ことを特徴とする、流体識別機能を有する流量センサー。
IPC (3件):
G01F 1/68
, G01F 1/00
, G01P 5/12
FI (3件):
G01F 1/68
, G01F 1/00 T
, G01P 5/12 M
Fターム (6件):
2F030CA10
, 2F030CB01
, 2F030CE02
, 2F035EA04
, 2F035EA08
, 2F035EA09
引用特許:
審査官引用 (3件)
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流量センサー
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-281627
出願人:三井金属鉱業株式会社
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ガスメータ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-287243
出願人:矢崎総業株式会社
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流量センサー
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-321034
出願人:三井金属鉱業株式会社
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