特許
J-GLOBAL ID:200903002770784776

光触媒含有塗膜の形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 望稔 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-353326
公開番号(公開出願番号):特開2000-169749
出願日: 1998年12月11日
公開日(公表日): 2000年06月20日
要約:
【要約】【課題】基材表面に、光触媒として機能する化合物を含有していて、透明性、平滑性、付着性、耐候性及び汚染除去性に優れているクリヤーコートを施す。【解決手段】被塗装基材表面に、一般式R1Si(OR2)3で示されるアルコキシシラン又はその部分加水分解縮合物をコート剤中の全固形分の50重量%以上となる量で含有するクリアーコート剤を5 〜100g/m2 の固形分塗布量で塗装し、該塗装された塗膜が半硬化乾燥状態に至るまでの間に、該塗膜の表面に、バインダーとして一般式(R1)n Si(OR2)4-nで示されるアルコキシシラン又はその部分加水分解縮合物を含有し且つ光触媒として平均粒径が0.001 〜 0.1μmで且つ最大粒径が0.5 μm以下の無機の含酸素チタン化合物をTiO2換算量でコート剤中の全固形分の30重量%以上となる量で含有するクリアーコート剤を0.1 〜10g/m2の固形分塗布量で塗装し、塗膜を乾燥させることからなる光触媒含有塗膜の形成方法。
請求項(抜粋):
(1) 被塗装基材表面に、一般式R1 Si(OR2)3 [式中、R1 は炭素数1〜8の有機基であり、R2 は炭素数1〜5のアルキル基である]で示されるアルコキシシラン及びその部分加水分解縮合物からなる群から選ばれる少なくとも1種の化合物をコート剤中の全固形分の50重量%以上となる量で含有するクリアーコート剤(A)を5〜100g/m2 の固形分塗布量で塗装し、(2) クリアーコート剤(A)により形成された塗膜が半硬化乾燥状態に至るまでの間に、該塗膜の表面に、バインダーとして一般式(R1)n Si(OR2)4-n[式中、R1 及びR2 は上記と同じであり、nは0〜3の整数である]で示されるアルコキシシラン及びその部分加水分解縮合物からなる群から選ばれる少なくとも1種の化合物を含有し且つ光触媒として平均粒径が0.001〜0.1μmで且つ最大粒径が0.5μm以下の無機の含酸素チタン化合物をTiO2 換算量でコート剤中の全固形分の30重量%以上となる量で含有するクリアーコート剤(B)を0.1〜10g/m2 の固形分塗布量で塗装し、(3) クリアーコート剤(A)及びクリアーコート剤(B)により形成された塗膜を乾燥させることを特徴とする光触媒含有塗膜の形成方法。
IPC (5件):
C09D 1/00 ,  B05D 5/00 ,  B05D 7/24 302 ,  B05D 7/24 303 ,  C09D 5/00
FI (5件):
C09D 1/00 ,  B05D 5/00 H ,  B05D 7/24 302 Y ,  B05D 7/24 303 B ,  C09D 5/00 Z
Fターム (22件):
4D075CA13 ,  4D075CA32 ,  4D075CA34 ,  4D075CA48 ,  4D075EA43 ,  4D075EB42 ,  4D075EC02 ,  4D075EC10 ,  4J038DL031 ,  4J038HA216 ,  4J038KA04 ,  4J038KA20 ,  4J038NA01 ,  4J038NA05 ,  4J038NA12 ,  4J038PA14 ,  4J038PA18 ,  4J038PB05 ,  4J038PC02 ,  4J038PC04 ,  4J038PC06 ,  4J038PC08
引用特許:
審査官引用 (2件)

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