特許
J-GLOBAL ID:200903002786354259

ガラス製の偏光子およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 征史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-303495
公開番号(公開出願番号):特開平8-050205
出願日: 1994年12月07日
公開日(公表日): 1996年02月20日
要約:
【要約】【目的】 400 nm-700 nmの波長範囲に亘り有用なガラス製の偏光子を提供する。【構成】 ガラス偏光子を構成するガラスはR2 O-Al2 O3 -B2 O3 -SiO2 のベース組成を有する。析出する結晶相は、ハロゲン化第一銅と、ハロゲン化カドミウムと、第一銅およびカドミウムの混合ハロゲン化物とからなる群より選択されるハロゲン化物からなる。結晶相中の結晶の容積分率は0.003 より大きい。結晶は延伸配向されている。ガラス偏光子の表面近くにある結晶の少なくとも一部は金属銅に少なくとも部分的に還元されている。それにより、ガラス偏光子は永久的なダイクロイック挙動を示し、400 nm-700 nmの全波長範囲に亘り少なくとも0.80の平均偏光効率を有する。
請求項(抜粋):
スペクトルの全可視波長領域に亘り光を効果的に偏光するガラス製の偏光子であって、そのガラスがR2 O-Al2 O3 -B2 O3 -SiO2 のベース組成を有し、該ガラス中には析出により結晶相が形成されており、該結晶相は、ハロゲン化第一銅と、ハロゲン化カドミウムと第一銅およびカドミウムの混合ハロゲン化物とからなる群より選択されるハロゲン化物からなり、前記結晶相中の結晶の容積分率が0.003 より大きく、前記結晶が延伸配向されており、前記偏光子の表面近くにある結晶の少なくとも一部が金属銅に少なくとも部分的に還元されており、それにより、前記偏光子が永久的なダイクロイック挙動を示し、400 nm-700 nmの全波長範囲に亘って少なくとも0.80の平均偏光効率を有することを特徴とするガラス製の偏光子。
IPC (4件):
G02B 5/30 ,  C03C 3/093 ,  C03C 3/11 ,  C03C 4/00
引用特許:
審査官引用 (1件)

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