特許
J-GLOBAL ID:200903002835107505

改質処理剤、熱履歴シリケートの改質処理方法ならびに熱履歴シリケートが改質処理された結着形状体

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-380986
公開番号(公開出願番号):特開2006-247645
出願日: 2005年12月15日
公開日(公表日): 2006年09月21日
要約:
【課題】従来技術として汎用されてきた水硬性固化材が抱えている機能的技術、ならびに環境問題において廃棄物類を低コストで環境に負荷を与えず、有害物質を無害化して再資源化資材として再生利用を可能とする改質処理剤に係わる技術を提供する。【解決手段】休眠成分で構成される熱履歴シリケートからなる廃棄物類を改質処理するpH12を超える「改質処理剤」、水系溶媒を介して熱履歴シリケート、特に有害物質を共存する廃棄物類に改質処理剤を少なくとも常温で活用処理せしめる一連の作業工程に付して無害化処理ならびに形状化処理を施す「改質処理方法」、ならびに有害物質を共存する廃棄物類に改質処理方法を付してpH10未満が確保されて水中で再泥化しない耐水性の再資源化資材とする無害化処理ならびに形状化処理が施されている「結着形状体」を提供する技術。【選択図】なし
請求項(抜粋):
熱履歴シリケートを改質対象素材として、少なくとも常温で水系溶媒を介して活性化し、無害化処理および形状化処理を施す改質処理機能を発揮して無公害型の結着形状体に改質処理する機能を有する改質処理剤において; 上記の熱履歴シリケートが、乾燥物の酸化物基準で表してシリカ成分を20ないしは80質量%、アルミナ成分を5ないしは35質量%、およびカルシヤ成分を1ないしは40質量%を含有して熱履歴を受けている不活性な休眠成分のケイ酸塩系化合物で構成される人工合成品、ゴミ・廃棄物・汚泥の焼却灰、窯業関連廃材・資材もしくは火山噴出物からなる粉粒体であり; 上記水系溶媒が、自然水、人工処理水、排水類ないしは包含水の群より選ばれる単独ないし2種以上の組み合わせの水系液体であり; 上記の改質処理剤が、乾燥物における有効成分換算で表してカルシヤ含有成分に含まれるカルシヤ100質量部に対して、ナトリウム含有成分に含まれる酸化ナトリウムを0.1ないしは5質量部ならびに硫黄含有成分に含まれる硫黄を酸化物換算で1ないしは50質量部の酸化物基準で表した配合割合で3者成分がワンパック粉粒体を構成しており、該ワンパック粉粒体の水サスペンジョンpHが12を超えるアルカリ性であることを特徴とする改質処理剤。
IPC (4件):
B09B 3/00 ,  C04B 41/68 ,  C04B 41/85 ,  E02D 3/12
FI (7件):
B09B3/00 301M ,  C04B41/68 ,  C04B41/85 A ,  B09B3/00 301E ,  B09B3/00 301J ,  B09B3/00 301R ,  E02D3/12 102
Fターム (31件):
2D040AA02 ,  2D040AA08 ,  2D040AB03 ,  2D040AC05 ,  2D040BA01 ,  2D040CA02 ,  2D040CA10 ,  4D004AA16 ,  4D004AA32 ,  4D004AA36 ,  4D004AA41 ,  4D004AB03 ,  4D004AB06 ,  4D004AB07 ,  4D004AB08 ,  4D004BA02 ,  4D004CA14 ,  4D004CA15 ,  4D004CA22 ,  4D004CA42 ,  4D004CA45 ,  4D004CC03 ,  4D004CC04 ,  4D004CC11 ,  4D004CC20 ,  4D004DA03 ,  4D004DA06 ,  4D004DA10 ,  4D004DA11 ,  4D004DA20 ,  4G028DB06
引用特許:
審査官引用 (4件)
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