特許
J-GLOBAL ID:200903002865331485

リグノセルロース材料の蒸解法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加茂 裕邦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-150758
公開番号(公開出願番号):特開2000-336586
出願日: 1999年05月28日
公開日(公表日): 2000年12月05日
要約:
【要約】【課題】リグノセルロース材料の蒸解法において、同一有効アルカリ添加率でカッパー価を減少させ、かつ同一カッパー価におけるパルプ収率を向上させる。【解決手段】蒸解釜の内部に頂部から底部に向けて、塔頂ゾーン、上部蒸解ゾーン、下部蒸解ゾーンを備えるとともに、各ゾーン底部にストレーナが設けられ、かつ、各ストレーナのうち少なくとも1つのストレーナから抽出された蒸解黒液が蒸解系外に排出される1ベッセル蒸解釜を使用する連続蒸解法において、広葉樹または針葉樹のチップを用い、硫黄分として3〜20g/Lの濃度のポリサルファイドサルファを含み、かつ蒸解系へ導入されるアルカリ性蒸解液に含まれる全量に対し45〜100重量%の硫黄分と45〜79重量%の有効アルカリとを含むアルカリ性蒸解液が前記蒸解釜の頂部で添加し、さらに絶乾チップ当り0.01〜105重量%のキノン化合物を含むアルカリ性蒸解液を前記蒸解釜に供給する。
請求項(抜粋):
蒸解釜の内部に頂部から底部に向けて、塔頂ゾーン、上部蒸解ゾーン、下部蒸解ゾーンを備えるとともに、各ゾーン底部にストレーナが設けられ、かつ、各ストレーナのうち少なくとも1つのストレーナから抽出された蒸解黒液が蒸解系外に排出される1ベッセル蒸解釜を使用する連続蒸解法において、広葉樹または針葉樹のチップを用い、硫黄として3〜20g/Lの濃度のポリサルファイドサルファを含み、かつ蒸解系へ導入されるアルカリ性蒸解液に含まれる全蒸解活性な硫黄分および全アルカリに対し45〜100重量%の硫黄分と45〜79重量%の有効アルカリとを含むアルカリ性蒸解液が前記蒸解釜の頂部で添加され、さらに絶乾チップ当り0.01〜1.5重量%のキノン化合物を含むアルカリ性蒸解液を前記蒸解釜に供給することを特徴とするリグノセルロース材料の蒸解法。
Fターム (13件):
4L055AB02 ,  4L055AB16 ,  4L055BA20 ,  4L055BA24 ,  4L055BA25 ,  4L055BA27 ,  4L055BA28 ,  4L055BA34 ,  4L055EA25 ,  4L055EA32 ,  4L055EA40 ,  4L055FA02 ,  4L055FA05
引用特許:
審査官引用 (2件)

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