特許
J-GLOBAL ID:200903002890952397

ディスクアレイ制御装置及び同装置に適用されるキャッシュ制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-127439
公開番号(公開出願番号):特開平11-327796
出願日: 1998年05月11日
公開日(公表日): 1999年11月30日
要約:
【要約】【課題】キャッシュメモリを利用して更新パリティを生成でき、且つキャッシュメモリ上のリードデータとして利用できない無駄な領域を縮小する。【解決手段】キャッシュコントローラは、ホスト装置からの更新データ転送に伴って主制御部からパリティ生成指定のアクセスコマンドを受け取った場合、当該コマンドの指定するキャッシュメモリにおける更新データ領域2403内ブロックの位置から更新データを読み出してFIFOメモリ241に書き込んだ後、同じブロック列にある更新前データ領域2401a内ブロックの位置から更新前データを読み出してメモリ241の内容とEX-OR244で演算させ、その結果をメモリ241に書き込んだ後、1ブロック分先の更新前パリティ領域2401b内ブロックの位置から更新前パリティを読み出してメモリ241の内容とEX-OR244で演算させることで、パリティデータを生成する。
請求項(抜粋):
外部のホスト装置との間の入出力を司る外部入出力手段と、前記ホスト装置からのデータが格納されるディスクアレイを構成するN台のディスクドライブを含むディスクドライブ群との接続を可能とするディスクドライブ入出力手段と、前記ディスクドライブと前記ホスト装置との間の転送データを一時記憶するためのブロック単位で管理されるキャッシュメモリを有するディスクキャッシュ手段と、各部を制御する主制御手段とを備えたディスクアレイ制御装置において、前記キャッシュメモリには、前記ホスト装置からの更新データの転送時に当該更新データに対応する更新前のデータ及び更新前のパリティデータをもとにパリティデータが生成可能なように、当該更新データが書き込まれる第1の領域とは別に、前記主制御手段の制御のもとで一時的に前記N台のディスクドライブのいずれかから読み込まれる更新前のデータ及び更新前のパリティデータが一定の位置関係を保って書き込まれる第2の領域が予め定められたアドレス範囲内に確保され、前記ディスクキャッシュ手段は、2つのデータ間でビット単位の排他的論理和演算を行う排他的論理和回路と、ホスト装置からの更新データ転送に対応したパリティデータ生成のために前記主制御手段または前記ディスクドライブ入出力手段から当該更新データのキャッシュメモリ内格納位置を示す要求アドレスが付された特定のキャッシュアクセスコマンドが与えられた場合に、当該要求アドレスにより示される前記キャッシュメモリ内格納位置の更新データ、当該格納位置に対応する前記第2の領域内格納位置の更新前データ及び更新前パリティデータを順次読み出して逐次前記排他的論理和回路により排他的論理和演算を行わせることで、当該読み出した更新データ、更新前データ及び更新前パリティデータの各データの排他的論理和演算結果であるパリティデータを生成させるキャッシュ制御手段とを備えていることを特徴とするディスクアレイ制御装置。
IPC (4件):
G06F 3/06 302 ,  G06F 3/06 540 ,  G06F 12/08 ,  G06F 12/08 320
FI (4件):
G06F 3/06 302 A ,  G06F 3/06 540 ,  G06F 12/08 J ,  G06F 12/08 320
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • ディスクアレイ制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-234264   出願人:株式会社東芝
  • 記憶装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-195004   出願人:三菱電機株式会社

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