特許
J-GLOBAL ID:200903002930973880
操向クラッチブレーキ操作装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
矢野 寿一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-295087
公開番号(公開出願番号):特開平9-137838
出願日: 1995年11月14日
公開日(公表日): 1997年05月27日
要約:
【要約】【課題】 従来の技術においては、操向クラッチブレーキ機構を作動させるシリンダケース内にピストンが直接に接触するように組み込んでいたので、油の温度上昇により、粘度が低下する結果、ピストンとシリンダとの摺接部分から排油ポートへの作動油の漏れ量が増加し、操向クラッチを切ることができないという問題が生じ、これを解消させることを目的としている。【解決手段】 ピストンの外周面とシリンダケース64の内周面との間に、開口部40を有する円筒部材39を介装し、開口部40を通じて排油ポート65bと連通させることにより、ピストンの外周面とシリンダケースの内周面との間に発生するオイルリーク量を減少させたものである。
請求項(抜粋):
ミッションケース内に操向軸を横架し、該操向軸の外周上に、ミッションケースの内壁に固定した中空状のシリンダケースを配置し、該シリンダケース内に環状のピストンを配置し、方向切換弁からシリンダケースの給油ポートへ選択的に圧油を供給することにより、ピストンをシリンダケースの中途部に設けた排油ポート位置まで摺動させて、操向軸上のサイドクラッチギアを駆動ギアから離間させ、更にその後、排油ポートの圧力を高めるように操作することで、ピストンを排油ポート位置から更に摺動させて、サイドクラッチギアに制動を与える機構において、シリンダケースの内周面とピストンの外周面との間に、該シリンダケースの内周面と油密的に嵌着する円筒部材39を設け、該円筒部材39に前記排油ポートと接続する開口部40を設けたことを特徴とする操向クラッチブレーキ操作装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
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油圧作動型操向装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-291494
出願人:株式会社神崎高級工機製作所
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