特許
J-GLOBAL ID:200903003001051347

レーダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-366809
公開番号(公開出願番号):特開2001-183451
出願日: 1999年12月24日
公開日(公表日): 2001年07月06日
要約:
【要約】【課題】 複数の受信ビームを用いてレーダ波を反射した対象物の位置を検出するレーダ装置において、近距離の対象物を検出する場合の応答性を確保しつつ、遠距離の対象物を検出する場合の横位置の安定性を向上させる。【解決手段】 受信ビーム毎に得られたビート信号の周波数解析結果から障害物に関する方位データθ,距離データY,速度データVが算出され、更に生横位置データX(=Y・sinθ)が算出されると、距離データYが大きいほど小さな値となる判定値Xthを設定し(S210〜S260)、生横位置データXに対する前回の処理で算出された横位置データXn-1 の偏差が、判定値Xthより大きければ、生位置データXの大きさを判定値Xthに従って制限(S270〜S310)した後、その制限された生位置データXと、過去の横位置データXn-i とを重み付け加算することにより、今回の横位置データXnを求める(S320)。
請求項(抜粋):
予め設定された特定方向を中心とする走査領域内に、互いに照射方向の異なる複数の受信ビームを形成し、該受信ビーム毎に、対象物に反射したレーダ波を受信する受信手段と、該受信手段から出力される受信信号に基づいて、前記レーダ波の到来方向を表す方位データを算出する方位算出手段と、前記受信手段から出力される受信信号に基づいて、前記レーダ波を反射した対象物までの距離を表す距離データを算出する距離算出手段と、前記方位算出手段及び距離算出手段にて算出された方位データ及び距離データに基づき、前記特定方向に対して直交し且つ前記受信ビームの配列方向に沿った位置を表す横位置データを算出する横位置算出手段と、該横位置算出手段が算出した横位置データを入力データとし、該入力データのばらつきを抑えてなる出力データを生成する平滑化手段と、を備え、前記距離算出手段が算出する距離データ、及び前記平滑化手段が生成する平滑化された横位置データを、前記対象物の位置を特定するための位置情報として出力するレーダ装置において、前記距離算出手段にて算出される前記対象物までの距離に応じて、該距離が遠いほど、前記入力データのばらつきの抑制度が大きくなるよう前記平滑化手段の特性を変化させる特性可変手段を設けたことを特徴とするレーダ装置。
Fターム (14件):
5J070AB19 ,  5J070AC01 ,  5J070AC02 ,  5J070AC06 ,  5J070AD02 ,  5J070AE01 ,  5J070AF03 ,  5J070AG09 ,  5J070AH25 ,  5J070AH31 ,  5J070AH35 ,  5J070AH39 ,  5J070AK22 ,  5J070BA01
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 車載走査型レーダ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-212812   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 特開昭64-073274
審査官引用 (2件)
  • 車載走査型レーダ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-212812   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 特開昭64-073274

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