特許
J-GLOBAL ID:200903003008207776

高シリカ材料から成る構成材を接合する溶着方法とその方法を実施する装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 中里 浩一 ,  川崎 仁 ,  滝口 昌司 ,  三嶋 景治
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-530528
公開番号(公開出願番号):特表2009-508789
出願日: 2006年09月14日
公開日(公表日): 2009年03月05日
要約:
高シリカ材料から成る構成材を接合する方法とその方法を実施する装置。 第1構成材と高シリカ材料から成る少なくとも1つの第2構成材を、これらの構成材の接合面間に一体接合を形成することにより接合する既知の溶着方法は、回転移動手段に構成材をクランプする工程、中心軸の方向において回転移動手段により構成材を移動させ、少なくとも1つの加熱バーナーにより相互の接合面の領域を同時に加熱、軟化し、接合面を互いに押し付けて溶着継ぎ目を含む構成材アッセンブリを形成する工程、そしてその構成材アッセンブリを冷却する工程を含んでいる。この溶着方法から出発して、接合しようとする石英ガラス構成材の間に堅固な溶着継ぎ目を、不純物を大幅に回避して、正確且つ再現できる仕方でつくる方法を提供する。すなわち、本発明に従って、両側で開いている内部を包囲する包囲体内で、相互接合面の領域において構成材は加熱、軟化される。
請求項(抜粋):
第1構成材と高シリカ材料から成る少なくとも1つの第2構成材を、これらの構成材(1,2)の接合面間に一体接合を形成することにより接合する溶着方法であって、回転移動手段(3)に構成材(1,2)をクランプする工程、中心軸(4)の方向において回転移動手段(3)により構成材(1,2)を互いの方向に向かって移動する工程、少なくとも1つの加熱バーナー(7,8)により相互の接合面の領域を同時に加熱、軟化し、接合面を互いに押し付けて溶着継ぎ目を含む構成材アッセンブリを形成する工程、そしてその構成材アッセンブリを冷却する工程を含む溶着方法において、構成材(1,2)は、内部(9)を包囲する包囲体(5)内で相互接合面の領域において加熱、軟化され、この包囲体(5)は中心軸において互いに対向する開口を含み、それらの開口を通して内部に溶着しようとする構成材が突入し、そして包囲体は高純度の石英ガラスの内側層の形の自由面が設けられた石英ガラスの壁(10,11)を備えていることを特徴とする溶着方法。
IPC (1件):
C03B 23/207
FI (1件):
C03B23/207
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 物品の製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-151545   出願人:ルーセントテクノロジーズインコーポレイテッド
  • 縁なしメガネ用レンズ接続具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-196453   出願人:鉄井孝之

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