特許
J-GLOBAL ID:200903003040827905

遠心多翼ファン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-126696
公開番号(公開出願番号):特開平10-306796
出願日: 1997年05月16日
公開日(公表日): 1998年11月17日
要約:
【要約】【課題】 各翼板2、2の後側面5の内径側半部に負圧域が形成される事を防止して、優れたブロワ性能を発揮し、且つ、低騒音の遠心多翼ファンを実現する。【解決手段】 各翼板2、2の内径側部分に、これら各翼板2、2の前側面4と後側面5とを連通する通孔7、7を形成する。これら各通孔7、7を通じて流れる空気が、空気流路3、3の一部で上記各翼板2、2の後側面5の内径側半部近傍部分に入り込んだ空気に、直径方向外側に向かう運動エネルギを供給する。この結果、当該部分に負圧域が形成されにくくなる。
請求項(抜粋):
回転中心をその中心とする円筒空間内に多数の翼板を、円周方向に隣り合う翼板同士の間に空気流路を介在させた状態でほぼ等間隔に配置して成り、上記各翼板の回転方向前側面を上記回転中心とほぼ平行な凹面とし、これら各翼板の回転方向後側面を上記回転中心とほぼ平行な凸面とし、上記各空気流路を直径方向に亙り湾曲した形状とした遠心多翼ファンに於いて、上記各翼板の中間部に、次の?@〜?Bの条件を満たすスリット状の通孔を形成した事を特徴とする遠心多翼ファン。?@ 上記各通孔を設ける位置は、遠心多翼ファンの直径方向に関して、上記各翼板の中央よりも内径寄り部分である。?A 上記各通孔の幅寸法は、当該通孔を設けた部分に於ける上記空気流路の幅寸法の1/5以下である。?B 上記各通孔の方向は、回転方向後方に向かう程直径方向外方に向かう方向である。
IPC (2件):
F04D 29/30 ,  F04D 29/30 101
FI (3件):
F04D 29/30 C ,  F04D 29/30 F ,  F04D 29/30 101
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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