特許
J-GLOBAL ID:200903003045446373

音声認識装置及びナビゲーションシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-192816
公開番号(公開出願番号):特開平11-038994
出願日: 1997年07月17日
公開日(公表日): 1999年02月12日
要約:
【要約】【課題】 音声認識装置への音声入力の対象が階層的構造の場合に、上位階層を省略した方が自然な場合であっても上位階層から音声入力しなくてはならないという利用者の負担を軽減し、使い勝手をより向上させる。【解決手段】 例えば「愛知県刈谷市昭和(しょうわ)町」と音声入力したい場合に「愛知県刈谷市松栄(しょうえい)町」と誤認識された場合、町レベルよりも上位の階層を構成する「愛知県」あるいは「愛知県刈谷市」が省略可能な上位階層リストとして設定され、照合を開始する頂点が市レベルあるいは町レベルにも追加される(S40)。そのため、2回目には「昭和町」とだけ音声入力するだけでも、それが「愛知県刈谷市」を省略したものであると見なして入力音声に対する音声認識処理(S50)を実行できる。つまり、利用者は誤認識された部分に対応する「昭和町」だけを音声入力するだけでよくなる。
請求項(抜粋):
音声を入力するための音声入力手段と、該音声入力手段を介して入力された音声を、予め辞書手段に記憶されている複数の比較対象パターン候補と比較して一致度合の高いものを認識結果とする認識手段と、該認識手段による認識結果を報知する報知手段と、該報知手段によって認識結果が報知された後に所定の確定指示がなされた場合には、当該認識結果を確定したものとして所定の確定後処理を実行する確定後処理手段とを備える音声認識装置であって、前記辞書手段に記憶されている前記複数の比較対象パターン候補の内の少なくとも一つは、複数の語を階層的につなぎ合わせたものとして設定されており、前記複数の語を階層的につなぎ合わせた比較対象パターン候補の上位階層を構成する語又は語群が、認識処理時の省略対象として設定されている場合には、前記認識手段が、その設定されている前記上位階層構成語又は語群を省略したものも一時的に前記比較対象パターン候補と見なした上で、前記入力音声に対する比較を実行するよう構成されていることを特徴とする音声認識装置。
IPC (6件):
G10L 3/00 561 ,  G10L 3/00 ,  G10L 3/00 551 ,  G01C 21/00 ,  G09B 29/00 ,  G09B 29/10
FI (6件):
G10L 3/00 561 G ,  G10L 3/00 561 D ,  G10L 3/00 551 J ,  G01C 21/00 H ,  G09B 29/00 F ,  G09B 29/10 A
引用特許:
審査官引用 (14件)
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