特許
J-GLOBAL ID:200903003079214048
列車位置と故障点の表示装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小島 俊郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-172841
公開番号(公開出願番号):特開平10-001054
出願日: 1996年06月13日
公開日(公表日): 1998年01月06日
要約:
【要約】【課題】列車の位置をリアルタイムで表示するとともに、レ-ルに故障が発生したときに故障位置を特定して表示する。【解決手段】軌道回路BTに列車1が進入したときに、位置検出部8は電流測定部6で測定しているATC送信電流と位置・電流特性記憶部5に記憶した列車位置とATC送信電流の変化特性とを比較し列車の位置を推定する。表示器9は軌道回路内の列車1の位置を逐次移動させて表示し、列車の位置を明確にする。位置検出部8は故障検知部7で軌道回路の故障発生を検知したとき、電流測定部6で測定しているATC送信電流が列車の走行により変化したときのATC送信電流と位置・電流特性記憶部5に記憶した列車位置とATC送信電流の変化特性とからそのときの列車の位置を特定して故障発生位置と推定する。
請求項(抜粋):
送信器と受信器と列車位置検知部と表示器とを有し、送信器は軌道回路の列車進出側の境界点にATC信号を送信し、受信部は軌道回路の列車進入側の境界点で軌道回路からの信号を受信し、列車位置検知部は軌道回路に在線する列車の位置と軌道回路に故障が発生したときに故障位置を検知するものであり、位置・電流特性記憶部と電流測定部と故障検知部及び位置検出部を有し、位置・電流特性記憶部にはあらかじめ軌道回路に在線する列車の位置(軌道短絡位置)に応じて送信器から軌道回路に送信するATC信号の送信電流の変化を測定して記憶させ、電流測定部は送信器から軌道回路に送信するATC信号の送信電流を検出し、故障検知部は電流測定部で測定しているATC送信電流と位置・電流特性記憶部に記憶したATC送信電流の変化特性の列車進入端近傍における電流と比較し、測定しているATC送信電流が記憶している列車進入端近傍における電流値より変化したときに軌道回路に故障発生と判断し、測定しているATC送信電流の変化状況により故障原因を特定し、位置検出部は受信部で軌道回路に列車が進入したことを検知したときに、電流測定部で測定しているATC送信電流と位置・電流特性記憶部に記憶した列車位置とATC送信電流の変化特性とを比較し、列車の位置を推定し、故障検知部から軌道回路の故障発生の通知を受けたときに、電流測定部で測定しているATC送信電流が列車の走行により変化したときに、変化したときの電流と位置・電流特性記憶部に記憶した列車位置とATC送信電流の変化特性とを比較し、そのときの列車の位置を故障発生位置と推定し、表示器は位置検出部で推定した列車位置を逐次表示し、故障検知部で軌道回路の故障発生を検知したときに、故障発生と位置検出部で推定した故障発生位置を表示することを特徴とする列車位置と故障点の表示装置。
IPC (2件):
FI (2件):
B61L 25/02 G
, B61L 23/14 A
引用特許:
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