特許
J-GLOBAL ID:200903003113027422

光学ヘッド装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横沢 志郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-167037
公開番号(公開出願番号):特開平10-011773
出願日: 1996年06月27日
公開日(公表日): 1998年01月16日
要約:
【要約】【課題】 RF信号検出用の光検出器の受光面を小さくでき、RF信号の高域周波数特性の劣化を起こすことなく、当該RF信号を検出可能な光学ヘッド装置を提案すること。【解決手段】 光学ヘッド装置は、レーザダイオード2からの出射光Lを変調回折格子5によって3ビームに回折し、記録媒体4の記録面4aに形成される+-1次回折光の光スポットb、cに非点収差を発生させている。記録媒体4からの戻り3ビームを回折格子6でそれぞれ3ビームに回折し、これによって得られた+-1次回折光によって形成される戻り光の光スポットa1、a2からRF信号を検出している。また、光スポットb1、b2およびc1、c2のメリジオナル非点収差の横収差の変化に基づきフォーカシングエラー信号を形成し、また、トラキングエラー信号を形成している。RF信号検出用の光検出器は分割型ものを使用する必要がなく、また、形成される光スポットa1、a2が小さいので、RF信号の高域周波数特性を改善でき、当該検出器の受光面を小さくできる。
請求項(抜粋):
レーザ光源と、当該レーザ光源からの出射光を光学式記録媒体の記録面に集光させる対物レンズと、前記記録面で反射した戻り光を検出する光検出手段とを有する光学ヘッド装置において、前記レーザ光源からの出射光を0次光および+-1次光を含む3ビームに分割する変調回折格子と、前記記録面で反射した戻り3ビームを前記光検出手段に導く導光素子とを有し、前記光検出手段は、前記戻り3ビームに含まれる0次光を受光する記録信号検出用の第1の光検出部と、当該戻り3ビームに含まれる+-1次回折光を受光するフォーカシングエラー検出用の光検出部とを備えており、前記戻り3ビームの前記+-1次回折光に含まれる非点収差に基づきフォーカシングエラーを検出するようになっていることを特徴とする光学ヘッド装置。
IPC (2件):
G11B 7/09 ,  G11B 7/135
FI (2件):
G11B 7/09 B ,  G11B 7/135 Z
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る