特許
J-GLOBAL ID:200903003161426495
ブレーキ装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
萼 経夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-321092
公開番号(公開出願番号):特開2007-126032
出願日: 2005年11月04日
公開日(公表日): 2007年05月24日
要約:
【課題】電動駐車ブレーキ機構付きディスクブレーキの液圧源として電動倍力装置を用いることにより必要な液圧を確保できるようにする。【解決手段】リア側に配した電動駐車ブレーキ機構付きディスクブレーキ1とフロン側に配した汎用ディスクブレーキ2とに、タンデム型マスタシリンダ6と電動倍力装置7とを一体的に有する液圧ユニット5を配管接続する。駐車ブレーキ作動時には、汎用ディスクブレーキ2に通じる回路を電磁弁10,11により閉じた後、電動モータ13により電動倍力装置7を作動させてマスタシリンダ6内の液圧を高め、これとほぼ同時に電動モータ12により電動駐車ブレーキ機構を作動させて、前記マスタシリンダ6から供給される液圧と電動モータ12の駆動力とで協働してピストンを推進して大きな制動力が発生させ、液圧解放および電動モータ12の停止後も前記ピストンを機械的に制動位置に保持させる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
(A)ブレーキ液圧を発生するマスタシリンダ、
(B)ディスクを挟んでその両側に配置される一対のパッドと、有底のシリンダ内に摺動可能に配設したピストンを前記マスタシリンダから前記シリンダ内への液圧導入により推進し、前記一対のパッドをディスクに押圧させて制動力を発生するキャリパと前記シリンダ外に設けられた電動モータを駆動源として作動し、前記シリンダ内への液圧供給により推進したピストンを該シリンダ内の液圧解放後も機械的に制動位置に保持させる電動駐車ブレーキ機構とを備えたディスクブレーキ、
(C)ブレーキペダルの操作により進退移動する軸部材と、該軸部材に相対移動可能に外装された筒状部材と、該筒状部材を進退移動させる電動アクチュエータと、前記軸部材と前記筒状部材との相対変位量を検出する変位検出手段とを備え、前記軸部材と前記筒状部材とを前記マスタシリンダのピストンとして、それぞれの前端部を該マスタシリンダの圧力室に臨ませ、前記ブレーキペダルから前記軸部材に付与されるペダル推力と前記電動アクチュエータから前記筒状部材に付与されるブースタ推力とにより、前記圧力室内にブレーキ液圧を発生させる電動倍力装置、および
(D)前記マスタシリンダのブレーキ液圧を検出する液圧検出手段および前記電動倍力装置内の変位検出手段の検出信号に基づいて、前記電動倍力装置内の電動モータおよび前記ディスクブレーキ内の電動モータを制御する制御回路、からなり、
駐車ブレーキ時に、前記電動倍力装置の作動により前記マスタシリンダから前記ディスクブレーキのシリンダへ所定液圧が供給された後に、前記ディスクブレーキ内の電動駐車ブレーキ機構が前記ピストンを制動位置に保持させることを特徴とするブレーキ装置。
IPC (4件):
B60T 13/74
, F16D 65/18
, F16D 65/20
, B60T 13/66
FI (4件):
B60T13/74 Z
, F16D65/18 A
, F16D65/20 F
, B60T13/66 Z
Fターム (27件):
3D048BB59
, 3D048CC41
, 3D048HH18
, 3D048HH50
, 3D048HH53
, 3D048HH59
, 3D048QQ12
, 3D048RR06
, 3D048RR11
, 3D048RR35
, 3J058AA43
, 3J058AA48
, 3J058AA53
, 3J058AA74
, 3J058AA77
, 3J058AA78
, 3J058AA83
, 3J058AA87
, 3J058BA67
, 3J058CC03
, 3J058CC15
, 3J058CC22
, 3J058CC62
, 3J058CD01
, 3J058DB21
, 3J058DB23
, 3J058FA01
引用特許:
出願人引用 (5件)
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特表平05-506196号公報
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特表平5-506196
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電動式ブレーキ倍力装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-295995
出願人:株式会社ユニシアジェックス
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スリップ制御付き油圧ブレーキシステム
公報種別:公表公報
出願番号:特願平7-519312
出願人:アイティーティー・オートモーティブ・ヨーロップ・ゲーエムベーハー
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ディスクブレーキ
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-105186
出願人:株式会社日立製作所
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審査官引用 (4件)