特許
J-GLOBAL ID:200903003169116703

発泡成形用金型

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 喜幾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-205436
公開番号(公開出願番号):特開平11-034080
出願日: 1997年07月14日
公開日(公表日): 1999年02月09日
要約:
【要約】【課題】 発泡空間に注入した発泡材料を、該発泡空間の内部に隈無く行き渡らせる。【解決手段】 発泡成形用金型10は、下型14のキャビティ16に開口して、コア材2と表皮材4の間に注入された発泡材料が行き渡り難い個所に位置する空気吸引口24,24と、この空気吸引口24,24に接続し、上型12および下型14の型締め後に所要時間だけ作動される空気吸引源22と、下型14に進退自在に配設されて空気吸引口24,24に対向し、空気吸引源22の作動停止後に該吸引口24,24を閉塞するべく動作するプラグ部材30,30とからなる。そして、発泡材料の注入に先立ち空気吸引源22を所要時間だけ作動させることにより、コア材2と表皮材4の間の発泡空間内の空気を吸引して適宜の減圧状態を生ぜしめ、この減圧下に注入口18から所要量の発泡材料を注入する。
請求項(抜粋):
上型(12)のキャビティ(16)にコア材(2)または表皮材(4)をセットし、また対応する下型(14)のキャビティ(16)に表皮材(4)またはコア材(2)をセットして型締めし、前記上型(12)または下型(14)に開設した注入口(18)を介して発泡材料(U)を前記コア材(2)と表皮材(4)との間に注入して、該発泡材料(U)の発泡・固化を行なうようにした発泡成形用金型において、前記上型(12)または下型(14)のキャビティ(16)に開口し、前記コア材(2)と表皮材(4)の間に注入された発泡材料(U)が行き渡り難い個所に位置する空気吸引口(24,24)と、前記空気吸引口(24,24)に接続し、前記上型(12)および下型(14)の型締め後に所要時間だけ作動させられる空気吸引源(22)と、前記上型(12)または下型(14)に進退自在に配設されて前記空気吸引口(24,24)に対向し、前記空気吸引源(22)の作動停止後に該吸引口(24,24)を閉塞するべく動作するプラグ部材(30,30)とからなり、前記一方のキャビティ(16)にセットした表皮材(4)に設けた開口部(40,40)に前記空気吸引口(24,24)を臨ませると共に、他方のキャビティ(16)にセットしたコア材(2)に設けた挿通孔(44,44)に前記プラグ部材(30,30)を整合させた後に型締めを行ない、前記発泡材料(U)の注入に先立ち前記空気吸引源(22)を所要時間だけ作動させることにより、前記コア材(2)と表皮材(4)の間の空気を吸引して適宜の減圧状態を生ぜしめ、この減圧下に前記注入口(18)から所要量の発泡材料(U)を前記コア材(2)と表皮材(4)との間に注入すると共に、所要のタイミングで前記プラグ部材(30,30)を前進動作させて前記空気吸引口(24,24)を閉塞することによって、該発泡材料(U)を該コア材(2)と表皮材(4)との内部に隈無く行き渡らせるよう構成したことを特徴とする発泡成形用金型。
IPC (4件):
B29C 39/26 ,  B29C 33/10 ,  B29C 39/10 ,  B29K105:04
FI (3件):
B29C 39/26 ,  B29C 33/10 ,  B29C 39/10
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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