特許
J-GLOBAL ID:200903003174403770

廃棄プラスチックの分解装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高月 猛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-290213
公開番号(公開出願番号):特開平10-130659
出願日: 1996年10月31日
公開日(公表日): 1998年05月19日
要約:
【要約】【課題】混合廃棄プラスチックの分解処理を脱塩化水素などの予備処理に連続して行なえるようにした分解装置の提供。【解決手段】予備処理セクションSbと分解セクションSaとを備えている。これら両セクションは、何れも、搬送羽根1を有する回転可能な内筒2、3と、この内筒の外周との間で反応室7、8を形成する外筒5とを備えている。そして予備処理セクションでは、その反応室に供給された廃棄プラスチックが矢印Xの如く搬送されつつ、内筒内の加熱道からの加熱で、溶融性プラスチックについては溶融して液化し、また非溶融性プラスチックについては脱塩化水素反応などを生じ、一方、分解セクションでは、予備処理セクションで生成した液相ポリマーを連続的にその反応室に受け入れ、この液相ポリマーが矢印Zの如く搬送されつつ加熱道からの加熱で燃料油や燃料ガスなどに分解する。
請求項(抜粋):
廃棄プラスチックを分解処理して燃料油や燃料ガスなどとして回収するための分解装置において、予備処理セクションと分解セクションとを備えており、これら両セクションは、何れも、外周に搬送羽根が設けられ且つ回転可能とされた内筒と、この内筒の外周との間で反応室を形成する外筒とを備えてなり、そして予備処理セクションでは、その反応室に供給された廃棄プラスチックが、内筒の回転により反応室内で一方側から他方側に向けて搬送されつつ、内筒の内側を加熱道として反応室に供給される加熱エネルギーで、溶融性プラスチックについては溶融して液化し、また非溶融性プラスチックについては脱塩化水素反応などを生じ、一方、分解セクションでは、予備処理セクションで生成した液相ポリマーを連続的にその反応室に受け入れ、この液相ポリマーが内筒の回転により反応室内で一方側から他方側に向けて搬送されつつ、内筒の内側を加熱道として反応室に供給される加熱エネルギーで燃料油や燃料ガスなどに分解するようになっていることを特徴とする分解装置。
IPC (5件):
C10G 1/10 ZAB ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 ,  B29B 17/00 ZAB ,  C08J 11/00 ZAB
FI (5件):
C10G 1/10 ZAB ,  B29B 17/00 ZAB ,  C08J 11/00 ZAB ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 302 A
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る