特許
J-GLOBAL ID:200903003182633407
定量的ビデオ顕微鏡法とそれに関連するシステム及びコンピューターソフトウェアプログラム製品
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
奥山 尚一
, 有原 幸一
, 松島 鉄男
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-562618
公開番号(公開出願番号):特表2005-516188
出願日: 2003年01月22日
公開日(公表日): 2005年06月02日
要約:
少なくとも1つの分子種が標本を構成しており各分子種はそれぞれの色素によって標示されるこの少なくとも1つの分子種の量をカラー画像取込装置によって取り込まれた標本の画像から決定する方法が提供される。複数の色素についての色素空間表現は、各表において複数の正規化されたRGBトリプレットが透過率0%乃至100%の間に漸増的に分布するそれぞれの色素の対応表を直和することによって構成される。色素空間表現は各色素に1次元を有し、複数の色素の組み合わせに対する参照モデルを提供する。この複数の色素の組み合わせで色素処理が施されている標本の画像の各ピクセルはそれぞれのRGBトリプレットで特徴付けられるカラーを有し、それぞれのピクセルのカラーを構成する色素のそれぞれの対応表から正規化されたRGBトリプレットの最適な組み合わせを決定するために、画像の各ピクセルは参照モデルと比較される。次にこの最適な組み合わせから決まる各色素の正規化されたRGBトリプレットから標本の人為画像が形成される。この人為画像は標本上のそれぞれの色素の分布を標示するもので、対応する分子種の量の決定をしやすくする。本方法に関連するシステム及びコンピューターソフトウェアプログラム製品も提供される。
請求項(抜粋):
色素処理が施されている標本の複数のピクセルからなるカラー画像から、各ピクセルのRGBトリプレットを形成するために該画像の各ピクセルについてRGB色空間中の赤色(R)チャネル、緑色(G)チャネル、及び青色(B)チャネルの各チャネルにおける前記処理済み標本の透過率を決定することと、
それぞれのRGBトリプレットの赤色チャネル、緑色チャネル、及び青色チャネルにおける最小透過率に応じてRGBトリプレットをグループ分けすることと、
各グループにおいてそれぞれの正規化されたRGBトリプレットを形成するために各グループのRGBトリプレットを赤色チャネル、緑色チャネル、及び青色チャネルの各チャネルにおける透過率の和を求めて、和が求められた透過率のそれぞれをそれぞれのグループのRGBトリプレットの数で割ることによってRGBトリプレットの各グループを正規化することと、
当該色素に対する対応表を作成するために、前記正規化されたRGBトリプレットを、各正規化されたRGBトリプレットの最小透過率に応じて透過率0%乃至100%の間で透過率が広がるようにして表にまとめることと
を含む色素をモデリングする方法。
IPC (1件):
FI (2件):
G01N21/27 A
, G01N21/27 E
Fターム (24件):
2G045CB01
, 2G045DA13
, 2G045FA11
, 2G045FB02
, 2G045FB03
, 2G045GC12
, 2G059AA01
, 2G059AA05
, 2G059BB12
, 2G059CC16
, 2G059DD12
, 2G059EE13
, 2G059FF01
, 2G059FF03
, 2G059FF12
, 2G059JJ11
, 2G059KK03
, 2G059KK04
, 2G059MM01
, 2G059MM05
, 2G059MM09
, 2G059MM10
, 2G059PP04
, 2G059PP06
引用特許:
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