特許
J-GLOBAL ID:200903003193992280

燃料噴射弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-030401
公開番号(公開出願番号):特開平9-317607
出願日: 1997年02月14日
公開日(公表日): 1997年12月09日
要約:
【要約】【課題】 燃料噴射時の有底筒状部の底部のたわみを抑制し噴霧状態の不良を防ぐ燃料噴射弁を提供する。【解決手段】 カップ形状に形成されるノズルプレート61の底部61aを所定量外側に突出するように形成し、この突出量を弾性変形により減少させ底部61aの外側端面61dとバルブボディ26の端面26aとが面接触するようにスリーブ71内にノズルプレート61を圧入固定する。これによりノズルプレート61の底部61aがカップ内方向に押さえつけられることにより生ずるカップ外方向に働く反力によって、燃料噴射圧による底部61aのたわみを抑制することができる。したがって、燃料噴射時の底部61aのたわみによってバルブボディ26とノズルプレート61との間に隙間ができることを抑え、この隙間による噴霧状態の不良を防止する。
請求項(抜粋):
往復動可能な弁部材と、加圧燃料が流通可能な燃料通路、前記燃料通路と外部とを連通させる開口部、および前記弁部材が当接することにより前記燃料通路と前記開口部との導通を遮断する弁座を有する弁本体と、側面部および底部を有する有底筒状に形成され、前記底部に噴孔を形成し、この噴孔により前記燃料通路と外部とを連通可能に前記開口部を覆い、前記弁本体の前記開口部周囲に位置する前記開口部側端面と前記底部とが面接触して前記弁本体に組付けられる有底筒状部材とを備え、前記噴孔より噴出する燃料の最大燃料圧力をP0、前記有底筒状部材の前記底部が弾性変形により前記弁本体の前記開口部側端面を押圧する押圧力をP1とすると、P0<P1であることを特徴とする燃料噴射弁。
IPC (4件):
F02M 61/18 340 ,  F02M 61/18 360 ,  F02M 51/06 ,  F02M 61/16
FI (4件):
F02M 61/18 340 D ,  F02M 61/18 360 D ,  F02M 51/06 L ,  F02M 61/16 P
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 内燃機関に用いられる燃料噴射弁
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平8-523155   出願人:ローベルトボツシユゲゼルシヤフトミツトベシユレンクテルハフツング

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