特許
J-GLOBAL ID:200903003206589862

ステッピングモータの駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 蔦田 璋子 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-308129
公開番号(公開出願番号):特開平7-163194
出願日: 1993年12月08日
公開日(公表日): 1995年06月23日
要約:
【要約】【目的】 ステッピングモータの過大な温度上昇を防止することができ、電気的或は機械的な特性の低下を防止することができるステッピングモータの駆動装置を提供する。【構成】 駆動装置1のコイル4、5の各一端は共通に電源電位VMに接続され、各他端は、トランジスタ等から構成されるスイッチング素子9、10をそれぞれ介して、抵抗Rsに共通に接続され、抵抗Rsの他端は接地される。駆動装置1は、例としてCPU(演算処理装置)などからなる処理装置2を備え、処理装置2は相励磁信号をコントロール回路6に出力する。又、処理装置2は、ステッピングモータ3のコイル4、5に供給される駆動電流IMを指示する電流指令信号を、デジタル/アナログ変換器7に出力する。変換器7でアナログ信号に変換された電流指令信号は、比較器8の一方の入力端子に規準信号Vrefとして入力される。比較器8の他方の入力端子には、スイッチング素子9、10と抵抗Rsとの接続点の電位が入力される。比較器8の出力は、前記コントロール回路6に入力される。
請求項(抜粋):
複数相のコイルと、該複数相のコイルにそれぞれ電流を供給或は遮断するスイッチング素子とを備えるステッピングモータの駆動装置であって、ステッピングモータの回転速度に対応する周波数を有する相励磁信号と、該複数相のコイルの各々に供給される駆動電流を設定して、ステッピングモータのトルクを設定する電流指令信号とを出力する信号出力部と、該信号出力部からの電流指令信号と該複数相のコイルを流れる駆動電流の電流値に対応する電流値信号とを相互に比較して、比較結果に基づき偏差信号を出力する信号比較部と、該信号比較部からの該偏差信号と該相励磁信号とが入力され、該偏差信号及び相励磁信号に基づいて、該スイッチング素子に制御信号を供給して、該スイッチング素子が、該相励磁信号に対応する周波数で、該偏差信号に対応する電流値の駆動電流を流すように制御する制御部とを備え、該相励磁信号に対応する該周波数と、該電流指令信号に対応する該駆動電流の電流値とは、該周波数が増大するに従い該電流値が増大する関係に定められるステッピングモータの駆動装置。
引用特許:
審査官引用 (4件)
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