特許

J-GLOBAL ID：200903003219199184

鉄道車両ブレーキディスク用複合材料

発明者： 東口 洋史 ,  古谷 精市 ,  坂口 篤司 ,  牧野 泰三 ,  渋江 和久 ,  大久保 喜正 ,  江崎 宏樹 ,  大福根 康夫
出願人/特許権者： 住友金属工業株式会社 ,  住友軽金属工業株式会社
代理人 (1件)： 穂上 照忠 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-295293
公開番号（公開出願番号）：特開平10-140273
出願日： 1996年11月07日
公開日（公表日）： 1998年05月26日
要約：

【要約】【課題】鉄道車両のブレーキデイスク材を鋳鉄等の鉄系材料からアルミニウム合金にかえて軽量化するために強度が高く、かつ耐摩耗性にも優れた新しいアルミニウム合金基複合材料を提供する。【解決手段】アルミニウム合金のマトリックスにセラミックス粒子が分散した複合材料であって、セラミックス粒子の平均粒径が1〜20μmであり、複合材料中のセラミックス粒子の含有量が5〜30wt%であること、および更にマトリックスに平均粒径1μm未満のAl2O3 分散相質が0.01〜1 wt%含有されていることを特徴とする高強度の鉄道車両ブレーキディスク用複合材料。セラミックス粒子としてはビッカース硬さが 500以上である硬質セラミックスの粒子が望ましい。その代表的なものは SiC、Al2O3 、AlN 、およびSi3N4 である。

請求項（抜粋）：

アルミニウム合金のマトリックスにセラミックス粒子が分散した複合材料であって、セラミックス粒子の平均粒径が1〜20μmであり、複合材料中のセラミックス粒子の含有量が5〜30wt%であること、および更にマトリックスに平均粒径1μm未満のAl2O3 分散相質が0.01〜1 wt%含有されていることを特徴とする高強度の鉄道車両ブレーキディスク用複合材料。

IPC (6件)：

C22C 21/00 ,  B61H 5/00 ,  C22C 1/10 ,  C22C 21/06 ,  C22C 32/00 ,  F16D 65/12

FI (6件)：

C22C 21/00 E ,  B61H 5/00 ,  C22C 1/10 G ,  C22C 21/06 ,  C22C 32/00 S ,  F16D 65/12 E

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特開平2-025538
  
• 特開平3-173741
  
• アルミ基複合材ディスクロータ
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平3-053201   出願人：株式会社曙ブレーキ中央技術研究所