特許
J-GLOBAL ID:200903003246969218

音声の符号化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-088903
公開番号(公開出願番号):特開平5-289696
出願日: 1992年04月09日
公開日(公表日): 1993年11月05日
要約:
【要約】【目的】 音声の周期性が非定常な部分や、適応符号帳のモデルで十分に周期性を表現できない場合でも低ビットで聴覚的に高品質な符号化音声を得る。【構成】 入力音声に合成フィルタの逆フィルタをかけた残差信号(図3(a))におけるフレーム内でのピッチ周期のゆらぎL1 ,L2 ,L3 を検出し、入力音声を図3(b)に示すように同一ピッチ周期L4 =(L2 +L3 )/2の音声、または図3(c)に示すような同一ピッチ周期L5 =(L1 +L2 +L3 )/3の音声に変換し、この変換された音声に対し、適応符号帳の適応ベクトル選択時のその合成音声の歪みを計算し、その歪みが最少となる適応ベクトルを選択する。
請求項(抜粋):
フレーム単位に、適応符号帳から取り出した、過去の駆動音源ベクトルをピッチに対応する周期で繰り返して作成した時系列ベクトルと、雑音符号帳から取り出した時系列ベクトルとで、フィルタを駆動して音声を再生することを用いて入力音声を符号化する音声の符号化方法において、入力音声に含まれる、連続的またはゆらぎ的に変化している、ピッチ周期およびピッチ周期に対応する長さの波形を単位として定義される音声の成分を、フレーム内で定常な信号になるように変形したものをあらためて符号化のための入力音声とする、ことを特徴とする音声の符号化方法。
IPC (2件):
G10L 9/14 ,  G10L 9/18

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