特許
J-GLOBAL ID:200903003284236097

ロータリー圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-291598
公開番号(公開出願番号):特開平10-141271
出願日: 1996年11月01日
公開日(公表日): 1998年05月26日
要約:
【要約】【課題】 2シリンダのロータリー圧縮機において、ピストンの上下両端面にかかる荷重を相殺させてピストンの挙動を安定化すると共に、ピストンの端面での流体の漏れを低減する。【解決手段】 圧縮手段(4)の上下の両端面に、シリンダ(11),(31)と接触する軸受け(40),(50)を設ける。この軸受け(40),(50)の中央部には、クランク軸(5)と同心円上の段差部(41),(51)を設ける。カム(14),(34)と段差部(41),(51)との間には偏心したスラスト軸受け(15),(35)を設ける。シリンダ(11),(31)と段差部(41),(51)とスラスト軸受け(15),(35)とで区画される空間に高圧冷媒が導入され、ピストン(12),(32)にはミドルプレート(20)の貫通孔(21)付近の空間の高圧冷媒による押圧力と大きさが等しく逆向きの押圧力が作用する。
請求項(抜粋):
ケーシング(2)内が高圧雰囲気に構成されると共に、該ケーシング(2)内に圧縮手段(4,104)が収容され、該圧縮手段(4,104)は、駆動軸(5)を嵌入したピストン(12,32,112,132)がシリンダ(11,31)内に駆動軸(5)の軸心より偏心して収納されて成る複数の圧縮機本体(10,30,110,130)を備え、該圧縮機本体(10,30,110,130)が駆動軸(5)の軸方向にミドルプレート(20)を挟んで並設され、上記ミドルプレート(20)の中央部には、駆動軸(5)が貫通する貫通孔(21)が形成されているロータリー圧縮機において、上記圧縮手段(4,104)の両端面に設けられてシリンダ(11,31)の端面を閉塞するサイドプレート(40,50)には、ピストン(12,32,112,132)の対向面に、駆動軸(5)を支持する軸孔(42,52)の縁部を周回状に切り欠いて高圧流体が導入する円盤状の段差部(41,51)が形成され、該段差部(41,51)の外径がミドルプレート(20)の貫通孔(21)の外径と同径に形成されていることを特徴とするロータリー圧縮機。
IPC (3件):
F04C 23/00 ,  F04C 18/356 ,  F04C 21/00
FI (3件):
F04C 23/00 F ,  F04C 18/356 J ,  F04C 21/00
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開平2-030997
  • 特開平4-143483
  • ロータリー圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-303409   出願人:ダイキン工業株式会社
全件表示

前のページに戻る