特許
J-GLOBAL ID:200903003326773870

シリカーアルミナ系水素化処理用触媒を用いた炭化水素油の水素化処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹澤 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-072005
公開番号(公開出願番号):特開2004-277597
出願日: 2003年03月17日
公開日(公表日): 2004年10月07日
要約:
【課題】各種炭化水素油に対し、脱硫活性等に優れ、特に、重質油の処理において、脱硫活性等の高度水素化処理能およびセディメント抑制能に優れた水素化処理用触媒を用いた高度水素化活性とセディメント生成抑制能を維持する炭化水素油の水素化処理方法を提供することにある。【解決手段】炭化水素油の水素化処理において、シリカ-アルミナ系担体と該担体に担持された水素化活性金属成分とからなり、比表面積150〜400m2/gおよび全細孔容積0.3〜1.2ml/gを有し、特定の細孔直径40〜200Åの範囲に細孔容積分布の第一のピークを有し、かつ細孔直径200〜2,000Åの範囲に第二のピークを有すると共に、かかる二つの細孔直径の領域においてそれぞれ特異な細孔特性を示し、特に、第一のピークがシャープな形態を有する水素化処理用触媒を従来の水素化処理用触媒に添加して用いる。【選択図】 無し
請求項(抜粋):
従来の水素化処理用触媒に、以下に示す特定の細孔分布を持つ触媒(A)を、従来の水素化処理用触媒に対して添加した混合触媒の存在下で、炭化水素油と水素とを接触させることを特徴とする炭化水素油の水素化処理方法。 触媒(A): アルミナ表面上にシリカ層を形成した構造を有し、シリカを担体全重量基準で2〜40質量%含有するシリカ-アルミナ系担体に、少なくとも一種の水素化活性金属成分を担持してなる水素化処理用触媒であって、水銀圧入法により測定される細孔容積分布において、 (1)細孔直径40〜200Åの範囲に細孔容積分布の第一のピークを有し、 (2)細孔直径200〜2,000Åの範囲に細孔容積分布の第二のピークを有し、 (3)全細孔容積に対する細孔直径40〜200Åの領域の細孔容積が40〜90%であり、 (4)全細孔容積に対する細孔直径200〜1,000Åの領域の細孔容積が10〜60%であり、 (5)全細孔容積に対する細孔直径1,000Å以上の領域の細孔容積が20%以下であり、 (6)前記細孔直径40〜200Åの範囲に存在する前記第一のピークの位置に対応する細孔直径±20Åの範囲の細孔容積が、前記細孔直径40〜200Åの範囲である細孔容積の50%以上であり、 (7)平均細孔直径が60〜150Åであり、 (8)全細孔容積が0.3〜1.2ml/gであり、 (9)比表面積が150〜400m2/g であることを特徴とする水素化処理用触媒。
IPC (6件):
C10G45/04 ,  B01J23/755 ,  B01J35/10 ,  B01J37/04 ,  C10G45/46 ,  C10G47/12
FI (6件):
C10G45/04 A ,  B01J35/10 301A ,  B01J37/04 101 ,  C10G45/46 ,  C10G47/12 ,  B01J23/74 321M
Fターム (33件):
4G069AA03 ,  4G069AA08 ,  4G069BA01A ,  4G069BA01B ,  4G069BA02A ,  4G069BA02B ,  4G069BC68B ,  4G069CC02 ,  4G069CC04 ,  4G069CC05 ,  4G069DA05 ,  4G069EC03X ,  4G069EC03Y ,  4G069EC06X ,  4G069EC07X ,  4G069EC08X ,  4G069EC14X ,  4G069EC14Y ,  4G069EC15X ,  4G069EC16X ,  4G069EC16Y ,  4G069EC17X ,  4G069EC20 ,  4G069EC28 ,  4G069FA01 ,  4G069FA02 ,  4G069FB07 ,  4G069FB08 ,  4G069FB14 ,  4G069FB30 ,  4G069FC08 ,  4H029CA00 ,  4H029DA00
引用特許:
審査官引用 (5件)
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