特許
J-GLOBAL ID:200903003337508671
脳腫瘍治療用発現ベクター
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
下田 昭
, 赤尾 謙一郎
, 小山 尚人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-173196
公開番号(公開出願番号):特開2006-345726
出願日: 2005年06月14日
公開日(公表日): 2006年12月28日
要約:
【課題】 自殺遺伝子を腫瘍部に運搬する汎用的なベクターを提供する。【解決手段】 ヘルペスウイルスチミジンキナーゼ(HSVtk)遺伝子などの自殺遺伝子を挿入した間葉系幹細胞由来の発現ベクターである。この自殺遺伝子の発現によって生成する酵素(HSVtkなど)が、目的とする腫瘍細胞を死滅させる又はその増殖を阻害する薬物のプロドラッグ(ガンシクロビル(GCV)など)を薬理活性(細胞毒性)をもつ薬物に変換する。この発現ベクターは採取が格段に容易な間葉系幹細胞を用いているにもかかわらず、神経幹細胞を用いた場合(特許文献1、非特許文献3)よりもバイスタンダー効果が優れている。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
自殺遺伝子を間葉系幹細胞に挿入してなる発現ベクターであって、該自殺遺伝子の発現によって生成する酵素が、目的とする腫瘍細胞を死滅させる又はその増殖を阻害する薬物のプロドラッグを薬理活性をもつ薬物に変換する活性を有する脳腫瘍治療用発現ベクター。
IPC (10件):
C12N 15/09
, A61K 31/513
, A61K 31/522
, A61K 35/28
, A61K 35/76
, A61K 45/00
, A61K 48/00
, A61P 35/00
, C12N 5/10
, A61K 38/43
FI (10件):
C12N15/00 A
, A61K31/513
, A61K31/522
, A61K35/28
, A61K35/76
, A61K45/00
, A61K48/00
, A61P35/00
, C12N5/00 B
, A61K37/48
Fターム (53件):
4B024AA01
, 4B024AA20
, 4B024BA08
, 4B024BA10
, 4B024BA11
, 4B024CA02
, 4B024CA04
, 4B024DA02
, 4B024DA03
, 4B024EA02
, 4B024GA11
, 4B024HA20
, 4B065AA91X
, 4B065AA93X
, 4B065AA95Y
, 4B065AB01
, 4B065AC14
, 4B065AC20
, 4B065BA02
, 4B065BA30
, 4B065CA28
, 4B065CA29
, 4B065CA31
, 4B065CA43
, 4B065CA44
, 4C084AA02
, 4C084AA17
, 4C084BA44
, 4C084DC01
, 4C084MA02
, 4C084NA14
, 4C084ZB261
, 4C086AA01
, 4C086AA02
, 4C086BC42
, 4C086BC43
, 4C086CB07
, 4C086MA02
, 4C086MA03
, 4C086MA04
, 4C086NA05
, 4C086NA13
, 4C086NA14
, 4C086ZB26
, 4C087AA01
, 4C087AA02
, 4C087BB44
, 4C087BC83
, 4C087MA02
, 4C087NA05
, 4C087NA13
, 4C087NA14
, 4C087ZB26
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (2件)
-
Anticancer Drugs., 16[4] (2005-Apr) p.349-359
-
Cancer Res., 65[8](2005) p.3307-3318 (April 15, 2005 (published online))
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