特許
J-GLOBAL ID:200903003370715070

車両用自動変速機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 阿部 英幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-269040
公開番号(公開出願番号):特開平8-326850
出願日: 1995年09月25日
公開日(公表日): 1996年12月10日
要約:
【要約】【課題】 クラッチのイナーシャトルクを減少させて変速ショックを低減し、かつ装置を一層コンパクト化する。【解決手段】 自動変速機Tは、変速機ケース10内に、入力軸14、変速機構M、出力軸15、それらを駆動連結する2つのクラッチC-1,C-2、それらの油圧サーボ3,4を備え、複数の前進変速段を達成する。変速機ケース側壁10a,10bに変速機構Mを挟んで静止型シリンダ形式の油圧サーボ3,4を埋め込み配設し、それらとクラッチC-1,C-2とを切り離し、ベアリング32,42を介してクラッチ係合の押圧力を伝える構成とし、装置をコンパクト化しながら変速機構M関連の回転部材のイナーシャトルクを減少させる。
請求項(抜粋):
変速機ケースと、入力軸と、該入力軸に連結され複数の変速要素を有する変速機構と、該変速機構に連結された出力軸と、前記入力軸及び前記複数の変速要素の内のいずれか2つをそれぞれ駆動連結する第1及び第2のクラッチと、油圧の供給により前記第1及び第2のクラッチをそれぞれ係合させる第1及び第2の油圧サーボとを備え、複数の前進変速段を達成する車両用自動変速機において、前記変速機ケースは、前記変速機構、前記第1及び第2のクラッチ並びに前記第1及び第2の油圧サーボを内包し、軸方向両端部にそれぞれ側壁を有し、前記第1及び第2のクラッチは、前記変速機構を挟んで前記変速機構の軸方向両端にそれぞれ配設され、前記第1及び第2の油圧サーボは、それぞれ、前記変速機ケースのそれぞれの前記側壁に相互に対向して形成された静止型の第1及び第2のシリンダと、該第1及び第2のシリンダ内にそれぞれ摺動自在に配設され、それぞれが前記第1及び第2のシリンダと協働して油圧が供給される油室を画定する第1及び第2のピストンと、前記第1及び第2のピストンと前記第1及び第2のクラッチとの間にそれぞれ配設され、前記第1及び第2のピストンと前記第1及び第2のクラッチとの間の相対回転をそれぞれ許容するとともに油圧の供給にともなう前記第1及び第2のピストンからの押圧力を前記第1及び第2のクラッチにそれぞれ伝達する第1及び第2のベアリングとを有することを特徴とする車両用自動変速機。
IPC (3件):
F16H 3/44 ,  F16D 25/0638 ,  F16H 61/00
FI (3件):
F16H 3/44 Z ,  F16H 61/00 ,  F16D 25/063 L
引用特許:
出願人引用 (7件)
  • 特開平3-004060
  • 特開昭64-083927
  • 特開平2-248724
全件表示
審査官引用 (13件)
  • 特開平3-004060
  • 特開昭64-083927
  • 特開平2-248724
全件表示

前のページに戻る