特許
J-GLOBAL ID:200903003467043166

2重化電流形GTOインバータの導通制御方法及び2重化電流形GTOインバータの回路構成

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 光石 俊郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-307433
公開番号(公開出願番号):特開平9-149651
出願日: 1995年11月27日
公開日(公表日): 1997年06月06日
要約:
【要約】【課題】 電流形GTOインバータを用いて2重化インバータを構成しても、順変換器は一台で済むようにする。【解決手段】 電流形GTOインバータINV1,INV2の出力側を並列接続して2重化インバータを構成し、この2重化インバータにより誘導電動機4を駆動する。順変換器1は1台のみであり、この順変換器1の出力を直流リアクトル2A,2B,2C,2Dに通して平滑直流電流id を得、この電流id をINV1,INV2に供給する。INV1,INV2の各GTOは、ゲート制御回路10から出力される長幅ゲートパルスPL 及び短幅ゲートパルスPS により導通制御される。GTOへのゲートパルスPL ,PS の入力タイミングを工夫することにより、インバータ入力直流電圧V1 ,V2 を等しくする。
請求項(抜粋):
GTOサイリスタをブリッジ構成してなり、平滑直流電流が入力されている場合に、あらかじめ決めた導通順序に沿い前記GTOサイリスタに順次位相をずらしてゲートパルスを入力して導通させることにより交流電流を出力する第1の電流形インバータと、GTOサイリスタをブリッジ構成してなり、平滑直流電流が入力されている場合に、あらかじめ決めた導通順序に沿い前記GTOサイリスタに順次位相をずらしてゲートパルスを入力して導通させることにより交流電流を出力し、しかも、出力側が第1の電流形インバータの出力側と並列接続されている第2の電流形インバータと、でなる2重化インバータを導通制御する方法において、ゲートパルスとして、あらかじめ設定した基本導通角にあらかじめ設定した位相角を加えたパルス幅となっている長幅ゲートパルスと、前記基本導通角から前記位相角を引いたパルス幅となっている短幅ゲートパルスを用い、第1の電流形インバータに対しては、前記導通順序により次々と決まるGTOサイリスタに対し、位相をずらして長幅ゲートパルスを2回入力したら次は短幅ゲートパルスを2回入力するというパターンの繰り返しで長幅ゲートパルス及び短幅ゲートパルスを入力し、第2の電流形インバータに対しては、前記導通順序により次々と決まるGTOサイリスタに対し、位相をずらして短幅ゲートパルスを2回入力したら次は長幅ゲートパルスを2回入力するというパターンの繰り返しで短幅ゲートパルス及び長幅ゲートパルスを入力し、更に第1の電流形インバータの各GTOサイリスタと第2の電流形インバータの各GTOサイリスタとを、各相とアームの上・下において同一のものどうしで一対一に対応させ、第1の電流形インバータの対応しているGTOサイリスタに長幅ゲートパルスまたは短幅ゲートパルスの一方のゲートパルスを入力しているときには第2の電流形インバータの対応しているGTOサイリスタに長幅ゲートパルスまたは短幅ゲートパルスの他方のゲートパルスを入力し、しかも第1の電流形インバータの対応しているGTOサイリスタに入力するゲートパルスの中央の位相と第2の電流形インバータの対応しているサイリスタに入力するゲートパルスの中央の位相を一致させることを特徴とする2重化電流形GTOインバータの導通制御方法。
IPC (5件):
H02M 7/48 ,  H02M 7/515 ,  H02P 7/63 302 ,  H02J 3/18 ,  H02J 3/38
FI (6件):
H02M 7/48 C ,  H02M 7/48 G ,  H02M 7/515 D ,  H02P 7/63 302 C ,  H02J 3/18 D ,  H02J 3/38 G
引用特許:
審査官引用 (3件)

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