特許
J-GLOBAL ID:200903003494708560

車両用ディスクブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-503794
公開番号(公開出願番号):特表平11-508986
出願日: 1996年06月20日
公開日(公表日): 1999年08月03日
要約:
【要約】キャリパ(1)内で移動可能であり、キャリパに対する長軸を中心とした軸方向運動によってアクティブ位置とパッシブ位置との間で変化し得るタペットアッセンブリ(14)を有する自動車両で用いられるディスクブレーキのための配置。調節装置は、タペットの一部であるタペット延長部の回転運動によってタペットの端部を調整運動において移動させ、タペットストロークにおける変化を補償し得る。タペットは、ブレーキ運動のために長軸(18)を中心にキャリパ(1)内で軸方向に移動可能であり、調整運動のために長軸を中心に回転可能な第1のタペットアッセンブリ(16)を有する。タペット(14)の端部(29)は、タペット延長部(25)に装着され、タペット延長部(25)は、キャリパに対して回転せず、第1のタペットアッセンブリに接続され、第1のタペットアッセンブリでの回転運動によって、タペット延長部は、第1のタペットアッセンブリに対して軸方向運動を成し遂げる。
請求項(抜粋):
キャリパ(1)内に収容された少なくとも1つのブレーキパッドユニット(4、5)を有し、該ブレーキパッドユニットは、一方の側面に摩擦面を有し、該摩擦面は、回転可能なブレーキディスク(3)に面するように設計され、それによって、ブレーキを駆動させると、該ブレーキパッドユニットのそれぞれは、該ブレーキパッドユニットの他方の側面に作用する少なくとも1つの作動手段(8、9)によってアクティブ位置に移動し、パッシブな後退位置に後退するように設計され、該作動手段(8、9)のそれぞれは、該作動手段の運動を該ブレーキパッドユニットの該他方の側面に伝達するように設計された端部(21)を有し、それによって、該作動手段は、該キャリパ(1)内を移動可能なタペットアッセンブリ(14)を有し、該作動手段のアクティブな位置とパッシブな位置との間でブレーキ運動をさせ、該作動手段はさらに、該タペットアッセンブリの部分を形成するタペットセクションを回転させることによって調整運動において該端部(21)を軸方向に移動させ、該ブレーキパッドユニットの摩耗によるタペットストロークの変化を補償するように設計された調整手段を有し、該タペットアッセンブリ(14)は、該ブレーキ運動を実行するために長軸(18)に沿って該キャリパ(1)内を軸方向に移動可能で、該調整運動を実行するために該長軸を中心に回転可能な第1のタペットセクション(16)を有し、該タペットアッセンブリ(14)の端部(29)は、回転ロッキング手段(30)によって該キャリパ(1)に対して回転しないように保持され、さらに、運動転送手段(23、24)によって該第1のタペットセクション(16)に接続されているタペット延長部(25)によって支持され、それによって、該第1のタペットセクション(16)の回転運動によって、該タペット延長部(25)は、該第1のタペットセクションに対して軸方向変位し、該第1のタペットセクション(16)は、スリーブ形状を有し、該タペット延長部(25)とねじ係合される自動車両用ディスクブレーキのための配置であって、該第1のタペットセクション(16)が内部にねじを切った部分(23)を有し、該タペット延長部(25)が該調整運動全体にわたって該第1のタペットセクション(16)によって閉じられる外部にねじを切った部分(24)を有し、該第1のタペットセクションには、該タペット延長部の実質的に円筒状のスリーブ形状の部分(42)に対してシールするためのシーリング手段(41)が設けられていることを特徴とする、自動車両用ディスクブレーキのための配置。
IPC (3件):
F16D 65/54 ,  F16D 55/224 104 ,  F16D 65/56
FI (3件):
F16D 65/54 B ,  F16D 55/224 104 A ,  F16D 65/56 D
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • デイスクブレーキ
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平9-503667   出願人:ルーカス・インダストリーズ・パブリック・リミテッド・カンパニー
  • 空圧作動式のディスクブレーキ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-247906   出願人:クノル-ブレムゼアクチェンゲゼルシャフト

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