特許
J-GLOBAL ID:200903003540949756

微生物を利用した地熱発電所排ガス処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩原 亮一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-025417
公開番号(公開出願番号):特開平11-221435
出願日: 1998年02月06日
公開日(公表日): 1999年08月17日
要約:
【要約】【課題】 微生物処理槽における処理効率を向上させることによって、効率よく硫化水素含有排ガスを処理することができるコンパクト化された装置を提供すること。【解決手段】 硫黄酸化菌を含む反応液を充填した微生物処理槽に硫化水素を含有する地熱発電所排ガスを通して硫化水素を硫酸に変換し脱硫処理を行う処理装置において、前記微生物処理槽内部に充填材充填層を設け、さらに処理槽下部から微生物を含む反応液を抜き出して処理槽上部から散水する反応液循環手段を設け、前記充填材充填層において気液接触させるように構成してなることを特徴とする地熱発電所排ガス処理装置。
請求項(抜粋):
硫黄酸化菌を含む反応液を充填した微生物処理槽と、該微生物処理槽内の反応液の一部を抜き出して菌体分離フィルタで菌体と硫酸を含んだ酸性水を分離し、分離した酸性水を反応系外へ抜き出すとともに菌体を微生物処理槽に戻す菌体循環手段を備え、前記微生物処理槽に硫化水素を含有する地熱発電所排ガスを通して硫化水素を硫酸に変換して除去し、硫化水素濃度の低減した処理ガスを排出するとともに、抜き出した酸性水は地熱発電所から排出される高濃度のシリカを含む熱水に添加して還元井に戻すことにより、地上設備及び還元井でのスケール付着を防止するようにし、抜き出した酸性水に見合う量の反応液を補充することにより脱硫処理を行う処理装置において、前記微生物処理槽内部に充填材充填層を設け、さらに処理槽下部から微生物を含む反応液を抜き出して微生物処理槽上部から散水する反応液循環手段を設け、前記充填材充填層において気液接触させるように構成してなることを特徴とする地熱発電所排ガス処理装置。
IPC (2件):
B01D 53/52 ,  F03G 4/00
FI (2件):
B01D 53/34 127 Z ,  F03G 4/00
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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