特許
J-GLOBAL ID:200903003587460615

硬質被覆層が高速断続切削ですぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆サーメット製切削工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 富田 和夫 ,  鴨井 久太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-015136
公開番号(公開出願番号):特開2005-205547
出願日: 2004年01月23日
公開日(公表日): 2005年08月04日
要約:
【課題】 硬質被覆層が高速断続切削ですぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆サーメット製切削工具を提供する。【解決手段】WC基超硬合金またはTiCN基サーメットで構成された工具基体の表面に、(a)下部層として、いずれも化学蒸着形成されかつ3〜20μmの合計平均層厚を有するTi化合物層、(b)上部層として、化学蒸着形成した状態でκ型またはθ型の結晶構造を有するAl2O3に加熱処理を施して結晶構造をα型結晶構造に変態してなると共に、加熱変態生成クラックが分布した組織および1〜15μmの平均層厚を有し、0.5〜5質量%のTiNを化学蒸着充填してなるクラック充填加熱変態α型Al2O3層、以上(a)および(b)で構成された硬質被覆層を形成してなる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
炭化タングステン基超硬合金または炭窒化チタン基サーメットで構成された工具基体の表面に、 (a)下部層として、いずれも化学蒸着形成されたTiの炭化物層、窒化物層、炭窒化物層、炭酸化物層、および炭窒酸化物層のうちの1層または2層以上からなり、かつ3〜20μmの合計平均層厚を有するTi化合物層、 (b)上部層として、化学蒸着形成した状態でκ型またはθ型の結晶構造を有する酸化アルミニウムに加熱処理を施して結晶構造をα型結晶構造に変態してなると共に、加熱変態生成クラックが分布した組織および1〜15μmの平均層厚を有する加熱変態α型酸化アルミニウム層を層基体とし、前記層基体中に存在する樹枝状不連続クラックの分布形態を、前記層基体表面に対するショットブラスト処理で網目状連続クラックとした状態で、これに前記層基体との合量に占める割合で0.5〜5質量%の窒化チタンを化学蒸着充填してなるクラック充填加熱変態α型酸化アルミニウム層、 以上(a)および(b)で構成された硬質被覆層を形成してなる、硬質被覆層が高速断続切削ですぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆サーメット製切削工具。
IPC (4件):
B23C5/16 ,  B23B27/14 ,  C23C16/32 ,  C23C16/36
FI (4件):
B23C5/16 ,  B23B27/14 A ,  C23C16/32 ,  C23C16/36
Fターム (17件):
3C046FF03 ,  3C046FF05 ,  3C046FF10 ,  3C046FF13 ,  4K030AA03 ,  4K030AA09 ,  4K030AA14 ,  4K030AA17 ,  4K030AA18 ,  4K030BA36 ,  4K030BA41 ,  4K030BA43 ,  4K030BB12 ,  4K030CA03 ,  4K030FA10 ,  4K030JA01 ,  4K030LA22
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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