特許
J-GLOBAL ID:200903003608125358

複数階建築物における床衝撃音消音装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): ▲吉▼田 繁喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-216488
公開番号(公開出願番号):特開平9-044168
出願日: 1995年08月03日
公開日(公表日): 1997年02月14日
要約:
【要約】【課題】 複数階建築物に能動騒音制御技術を適用することで、床の材質又は構造を変えることなく床衝撃音を消音する。【解決手段】 階上床20と階下天井23との間の空間部22に設置されたリファレンスセンサ1が階上床衝撃音を検知し、これを電気信号に変え、この信号に基づいて制御装置12により演算処理された信号が、リファレンスセンサより下に位置するスピーカー9から床衝撃音と干渉して消音する音波として放射される。また、消音されなかった音はエラーセンサ10により検知され、前記リファレンスセンサに検知された音と共に制御装置で演算処理されることにより、スピーカーからの音波が適切に補正される。
請求項(抜粋):
複数階建築物において階上の床衝撃音や騒音が階下に伝播するのを低減する消音装置であって、階上の床衝撃音等を検知して電気信号に変換するリファレンスセンサと、床衝撃音等を消音するための音波を放射する音波発生手段と、床衝撃音等と前記音波発生手段から放射された音波との干渉音を検知して電気信号に変換するエラーセンサと、前記リファレンスセンサとエラーセンサからの電気信号に基づき、床衝撃音等を逆位相干渉により打ち消す音波を前記音波発生手段から放射させるための駆動信号を、適応制御により演算する制御手段から構成され、前記リファレンスセンサを階上床面の周辺部又は階上床下から階下天井下面までの間に設置し、前記音波発生手段を前記リファレンスセンサ設置位置よりも下方の位置に設置すると共に、前記エラーセンサを階下の室内に設置することを特徴とする床衝撃音消音装置。
IPC (3件):
G10K 11/178 ,  E04B 1/82 ,  G10K 11/16
FI (3件):
G10K 11/16 H ,  E04B 1/82 A ,  G10K 11/16 D
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平8-348282
  • 消音装置付エレベータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-115777   出願人:株式会社日立製作所
  • 建築遮音部材
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-334092   出願人:松下電器産業株式会社
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